日本映画– category –
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映画の感想文「街に気球があがる時」
「街に気球があがる時」(1961年/井田探監督/日活)。 アドバルーンの会社でアルバイトする大学生の長門裕之を描く、非常に珍しいアドバルーン映画。掲揚期間中はガス... -
映画の感想文「カルメン純情す」
「カルメン純情す」(木下恵介監督/1952年/松竹)。 前作の「カルメン故郷に帰る」は見ているのだがまるでピンとこず、我々は(というかみやしたが)高峰秀子が苦手な... -
映画の感想文「谷岡ヤスジのメッタメタ ガキ道講座」
「谷岡ヤスジのメッタメタ ガキ道講座」(江崎実生監督/1971年/日活)。 ノーフューチャー。「未来を切り拓け」的な意味ではなく、文字通りのノーフューチャー。谷岡... -
映画の感想文「狙われた男」
「狙われた男」(中平康監督/1956年/日活)。 銀座の一画で起きた殺人事件。被害者は美容室のマダムだった。第一発見者はマダムの娘の泉圭子。彼女の悲鳴を聞いた近所... -
映画の感想文「しあわせはどこに」
「しあわせはどこに」(西河克己監督/1956年/日活)。 橋爪淳子(芦川いづみ)は両親をなくし、今は伯父省吉(殿山泰司)と伯母かね(北林谷栄)夫婦の家に世話になっ... -
映画の感想文「哀愁の園」
「哀愁の園」(吉村廉監督/1956年/日活)。 親の後を継いで牧場を経営するため日東毛織を辞めた速水達也(葉山良二)との幸せな結婚を間近にした日本橋の老舗の一人娘... -
映画の感想文「おふくろ」
「おふくろ」(久松静児監督/1955年/日活)。 1954年公開の久松監督の「警察日記」に出演した宍戸錠、澤村貞子(沢村貞子)、千石規子、二木てるみらが起用されている... -
映画の感想文「大人と子供のあいの子だい 」
「大人と子供のあいの子だい 」(若杉光夫監督/1961/日活)。 日曜に「どじょっこの歌」(1961)、月曜に「競輪上人行状記」(1963)を見た。いずれも一見明るく楽し... -
映画の感想文「競輪上人行状記」
「競輪上人行状記」(西村昭五郎/1963年/日活)。 西村昭五郎監督のデビュー作。原作は浄土宗の僧侶で作家の寺内大吉。日活の公式サイトによると「脚本:大西信行」と... -
映画の感想文「どじょっこの歌」
Amazonプライム・ビデオにて「どじょっこの歌」(滝沢英輔/1961/日活)を鑑賞。主演は浅丘ルリ子と高橋英樹。 現在、我々は渋谷の風景が登場する映画を狙って見ている... -
映画の中で見つけた謎の「大原二重橋」
このところ、「映像の中の渋谷」という当ブログの企画のため渋谷がロケ地となっている映画を見ている。しかし映画のロケ地が全て明らかになっているわけではないので、... -
「お若いデス」の謎
【「お若いデス」の発見】 最初の出会いは、松竹映画「ばりかん親分」(1963)であった。主人公段原金作(伴淳三郎)の戦友三公(藤山寛美)が街を歩くシーンの背景に「...