はじめに
2021年1月から「スーパー!ドラマTV」で高解像度バージョンが放送されているのを知り、シーズン1の途中から見始めました。不思議な味わいのストーリー良し30分という尺良し60年代のレトロな雰囲気良し…ということで視聴継続決定。
シーズン2以降は最初から見ることができたので、せっかくなので番組データや感想をまとめることにしました(2022年1月に「スーパー!ドラマTV」でシーズン1の再放送がありました。 これで「ミステリーゾーン」1〜5コンプリートできます。スパドラさんありがとう!)。
※ネタバレおおいにありですので、これから見る予定がある方はご注意ください。
放送データ
「ミステリーゾーン HD版 シーズン2」
第21話「サイコロ人生」
The Prime Mover
同僚がテレキネシスを持っていることを知った男は、ラスベガスで一儲けしようとするのだが……。
脚本:チャールズ・ボーモント
監督:リチャード・L・ベア
放送日:2021/02/12(スーパー!ドラマTV)
オリジナル放送日:1961/03/24(米CBS)
出演者
エース・ラーセン:デイン・クラーク/ジンボ・コブ:バディ・イブセン/キティー・キャバノー:クリスティーン・ホワイト/ビッグ・フィル・ノーラン:ネスドン・ブース/トラック運転手:クランシー・クーパー/シーラ;ジェーン・バージェス/事務員:ウィリアム・キーン(クレジットなし)/ホテル支配人:ロバート・リオーダン(クレジットなし)/ディーラー:ジョー・スコット(クレジットなし)
ナレーター:ロッド・サーリング
声の出演
久米明/増田順司 館敬介 渡辺知子 白石奈緒美/雨森雅司 松村彦次郎 香山裕 中村次郎 桑原たけし
コメント(ネタバレ有)
恋人のキティ、友人のジンボとカフェを経営するエースは大の賭け事好き。今日も店にあるスロットマシンにかなりの額をつぎこもうとしキティやジンボに止められる。
ある夜店の前で車が横転し、中にドライバーが閉じ込められる。エースが何もできないなかジンボが何かを念じると、車がひとりでに起き上がりドライバーを助け出すことができる。
その夜エースはジンボにどうやって車を起こしたのかを問う。ジンボが渋々語ることには、昔から念じるだけで物を動かす力があったが、一度大騒ぎになったこともあり、また頭痛を伴うのであまり人には言わなかったという。
試しにジンボにベッドやコインを動かさせてみたエースは、ジンボがサイコロを動かして思い通りの目が出せることを知るとその場でキティを呼び出し3人でラスベガスへ向かう。
ラスベガスではルーレットの球を操作し勝ち続ける。ジンボの頭痛がひどくなったため一旦休むことにし、3人は200万ドルを持ってホテルに帰る。
キティやジンボが止めるのもきかずエースはまだまだ儲けるつもりでので、キティは怒って帰ってしまう。キティが帰ってしまったのでエースはカジノのタバコの売り子を大今夜の遊び相手に大金で雇い、後で部屋に来るようにいう。
またエースはホテルの支配人に一番の博打打ちを紹介しろといい、ノーランという人物を部屋に呼んでもらう。やってきたノーランはギャングだった。
サイコロで勝負を始め勝ちが続くエース。キティのことを忘れやってきた売り子を彼女扱いするエースに、ジンボの顔がくもる。
ついに持ち金全額を賭けようとするエース。ジンボはしきりにエースに声をかけるが聞く耳を持たない。その結果サイコロの目は外れ、エースは持ち金全部を失ってしまう。
呆然とするエースにジンボはまるでヒューズが切れたように急に能力がなくなった、と説明する。ヒューズというたとえが面白く賭けに敗れたことも忘れ2人は大笑いする。【吉】