テレビをこじらせた東京福袋が書いたノンキなテレビコラム集。

「ミステリーゾーン HD版 シーズン2」第21話「サイコロ人生」

トワイライトゾーン

はじめに

「ミステリーゾーン」(原題「The Twilight Zone」)は、日本で1960年代に放送されていたアメリカ製作のドラマシリーズ。
脚本家のロッド・サーリングがホスト(案内役)を務める1話30分完結方式のSFドラマで、アメリカでは1959年から1964年までCBSで放送されていました。
今年の1月から「スーパー!ドラマTV」で高解像度バージョンが放送されているのを知り、シーズン1の終盤から視聴開始。不思議な味わいのストーリー良し30分という尺良し60年代のレトロな雰囲気良し…ということで視聴継続決定。
シーズン2以降は最初から見ることができたので、せっかくなので番組データや感想をまとめておくことにしました。ネタバレおおいにありなのでこれから見る予定がある方はご注意ください。

不思議な物語が決して不思議ではなくなる世界。
空想の力によってのみ知ることのできる謎の世界。
ではミステリーゾーンのお話をこのテレビでご覧ください。

「ミステリーゾーン」OPナレーションより

放送データ

「ミステリーゾーン HD版 シーズン2」
第21話「サイコロ人生」
The Prime Mover
 
同僚がテレキネシスを持っていることを知った男は、ラスベガスで一儲けしようとするのだが……。
 
出演:バディ・イブセン、クリスティーン・ホワイト、デイン・クラーク
脚本:チャールズ・ボーモント
監督:リチャード・L・ベア
 
放送日:2021/02/12(スーパー!ドラマTV)
オリジナル放送日:1961/03/24(米CBS)

声の出演

久米明
増田順司 館敬介 渡辺知子 白石奈緒美
雨森雅司 松村彦次郎 香山裕 中村次郎 桑原たけし

コメント(ネタバレ有)

サイコロ人生
llustrated by Shinobu Yoshino

恋人のキティ、友人のジンボとカフェを経営するエースは大の賭け事好き。今日も店にあるスロットマシンにかなりの額をつぎこもうとしキティやジンボに止められる。
ある夜店の前で車が横転し、中にドライバーが閉じ込められる。エースが何もできないなかジンボが何かを念じると、車がひとりでに起き上がりドライバーを助け出すことができる。
その夜エースはジンボにどうやって車を起こしたのかを問う。ジンボが渋々語ることには、昔から念じるだけで物を動かす力があったが、一度大騒ぎになったこともあり、また頭痛を伴うのであまり人には言わなかったという。
試しにジンボにベッドやコインを動かさせてみたエースは、ジンボがサイコロを動かして思い通りの目が出せることを知るとその場でキティを呼び出し3人でラスベガスへ向かう。

ラスベガスではルーレットの球を操作し勝ち続ける。ジンボの頭痛がひどくなったため一旦休むことにし、3人は200万ドルを持ってホテルに帰る。
キティやジンボが止めるのもきかずエースはまだまだ儲けるつもりでので、キティは怒って帰ってしまう。キティが帰ってしまったのでエースはカジノのタバコの売り子を大今夜の遊び相手に大金で雇い、後で部屋に来るようにいう。
またエースはホテルの支配人に一番の博打打ちを紹介しろといい、ノーランという人物を部屋に呼んでもらう。やってきたノーランはギャングだった。
サイコロで勝負を始め勝ちが続くエース。キティのことを忘れやってきた売り子を彼女扱いするエースに、ジンボの顔がくもる。
ついに持ち金全額を賭けようとするエース。ジンボはしきりにエースに声をかけるが聞く耳を持たない。その結果サイコロの目は外れ、エースは持ち金全部を失ってしまう。
呆然とするエースにジンボはまるでヒューズが切れたように急に能力がなくなった、と説明する。ヒューズというたとえが面白く賭けに敗れたことも忘れ2人は大笑いする。【吉】