テレビをこじらせた東京福袋が書いたノンキなテレビコラム集。

「ミステリーゾーン HD版 シーズン2」第8話「合成人間の家」

トワイライトゾーン

はじめに

「ミステリーゾーン」(原題「The Twilight Zone」)は、日本で1960年代に放送されていたアメリカ製作のドラマシリーズ。
脚本家のロッド・サーリングがホスト(案内役)を務める1話30分完結方式のSFドラマで、アメリカでは1959年から1964年までCBSで放送されていました。
今年の1月から「スーパー!ドラマTV」で高解像度バージョンが放送されているのを知り、シーズン1の終盤から視聴開始。不思議な味わいのストーリー良し30分という尺良し60年代のレトロな雰囲気良し…ということで視聴継続決定。
シーズン2以降は最初から見ることができたので、せっかくなので番組データや感想をまとめておくことにしました。ネタバレおおいにありなのでこれから見る予定がある方はご注意ください。

不思議な物語が決して不思議ではなくなる世界。
空想の力によってのみ知ることのできる謎の世界。
ではミステリーゾーンのお話をこのテレビでご覧ください。

「ミステリーゾーン」OPナレーションより

放送データ

「ミステリーゾーン HD版 シーズン2」
第8話「合成人間の家」
The Lateness of the Hour
 
自ら開発したロボットの召使いに満足するローレン氏。だが娘は、ロボットの存在を懸念しており……。
 
出演:インガー・スティーブンス、ジョン・ホイト、アイリーン・テッドロー
脚本:ロッド・サーリング
監督:ジャック・スマイト
 
放送日:2021/02/05(スーパー!ドラマTV)
オリジナル放送日:1960/12/02(米CBS)

声の出演

久米明
前田敏子 臼井正明 湯浅千鶴子

コメント(ネタバレ有)

合成人間の家
llustrated by Shinobu Yoshino

発明家のローレン博士は妻と娘のジェーナ、数人の召使いと暮らしている。ジェーナは両親が召使いに依存しすぎているのが気に入らず両親につらく当たり孤立している。また父から家の外に出ることをかたく禁じられいらだちをつのらせている。
ある日階段から落ちた召使いが傷も負わず立ち上がるのを見て、ジェーナは召使いたちは博士が生み出したロボットであることを知る。
ジェーナは両親が完全にロボットに依存してしまう前に壊すよう父親に懇願する。対応に窮した父親はロボットたちに命令があるまで地下室で待つよう指示する。
ロボットの姿が見えなくなるとジェーナは両親にいろいろな夢を語り始める。旅行、パーティー、友人、結婚、出産……。ところが両親の反応がおかしいことから、ジェーナは実は自分もロボットであり、幼い頃の写真が残っていない理由も知る。また痛みも他人への愛も感じないことに気づく。絶望するジェーナ。
シーンは変わって後日。冒頭のシーンと同じように居間でくつろぐローレン夫妻。しかしローレン夫人の肩をマッサージしているのは、今ではネルダという名の召使いとなったジェーナだった。

自分の正体が自分が忌み嫌う者だったというストーリーがよい。【吉】