古い映画やドラマの中から
昭和の渋谷の風景を探しています。
東亜
東京都渋谷区宇田川町23-5
現「ハイマンテン渋谷ビル」。
東亜は「TEXTILE WORLD TOA」と名称を変更し神南で現在も営業中。
映画「殺られてたまるか」(1960)
ラスト近く、車で家に帰る都築敏(二谷英明)。
渋谷駅前交差点から道玄坂方向の眺め。
右から洋装生地「ミノリ」があるのは「峯岸ビル」(現「QFRONT」宇田川町21-6)、「森永の洋菓子」「千野時計店」「西村」「宮田の家具」は「七店街ビル」(現「渋谷西村總本店ビル」宇田川町22-1)、「東亜」のネオンは現在「アディダス」がある「FPGリンクス渋谷道玄坂」(宇田川町23-5)、照明が水平に並んでいるのは「長谷川スカイラインビル」(現「ヤマダデンキ LABI 渋谷店」道玄坂2-29-20)、その背後◯に「緑」の看板が「緑屋」(現「渋谷プライム」道玄坂2-29-5)
1960(昭和35)年/第二東映東京
出演:梅宮辰夫、三田佳子、久保菜穂子
映画「泥だらけの純情」(1963)
文化村通りを道玄坂下交差点上空から東急百貨店渋谷本店方向を見るシーンに「東亜」ビルが映る。
1963(昭和38)年/日活
出演:浜田光夫、吉永小百合、小池朝雄、和泉雅子、滝沢修、細川ちか子
映画「アリバイ」(1963)
ラストシーン。
渋谷駅前交差点の夜景。左側ネオンが集積しているのは戦後建てられたマーケット「大林百貨店」(現「渋谷駅前ビル」「大外ビル」道玄坂2-3)。その後の丸いネオンは道玄坂の「渋谷東宝」(現「渋東シネタワー」道玄坂2-6-17)。「マタンゴ」を上映中のようだ。各階が白く光り屋上に縦長のネオンがあるのは「長谷川スカイラインビル」(現「ヤマダデンキ LABI 渋谷店」道玄坂2-29-20)、「東亜」は現「ハイマンテン渋谷ビル」(宇田川町23-5)。「TEXTILE WORLD TOA」と名称を変更し神南で現在も営業中。「渋谷西村」「森永の洋菓子」は「七店街ビル」(現「渋谷西村總本店ビル」宇田川町22-1)、一番右は「峯岸ビル」(現「QFRONT」宇田川町21-6)。
1963(昭和38)年/日活
出演:二谷英明、 小高雄二、 渡辺美佐
警視庁協力のもと作られた本作は当局に配慮したためか堅実さはあっても今ひとつスリルに欠ける。【福】
映画「暗黒街大通り」(1964)
冒頭、東京の繁華街各所が映るが、その中で渋谷の駅前が映る。
左側の丸に緑のネオンは「緑屋」(現「渋谷プライム」道玄坂2-29-5)、横に照明が何本も延び上に長谷川工務店の赤いネオンがあるのは「長谷川スカイラインビル」(現「ヤマダデンキ LABI 渋谷店」道玄坂2-29-20)、大きく「東亜」の文字の看板は生地専門店「東亜」(現「FPGリンクス渋谷道玄坂」宇田川町23-5)、「宮田の家具」「森永の洋菓子」のネオンは「七店街ビル」(現「渋谷西村總本店ビル」宇田川町22-2)。
1964(昭和39)年/東映
出演:高倉健、梅宮辰夫、待田京介、三田佳子、金子信雄、安部徹、大木実
映画「愛しながらの別れ」(1964)
強盗と間違えられた勝太(浜田光夫)は人々から追われる。
逃げる浜田は道玄坂を上る。背後に「東亜」「道玄坂百貨街」の看板。
「東亜」は東急本店通り沿いの現在「アディダス ブランドコアストア渋谷」がある「FPGリンクス渋谷道玄坂」(宇田川町23-5)。「道玄坂百貨街」の看板は現「渋谷プライム」(道玄坂2-29-5のあたり)。当時の住宅地図により特定。
1964(昭和39)年/日活
出演:浜田光夫、和泉雅子、山内賢
映画「爆弾男といわれるあいつ」(1967)
タイトルの直後、熊五郎(東京ぼん太)の登場シーン。背後に渋谷駅前ビル、東亜、七店街ビルが映る。
1967(昭和42)年/日活
出演:小林旭、東京ぼん太、内田良平、岡崎二朗、青木義朗、藤竜也、万里昌代、嘉手納清美
長岡の名物を盛り込み、アクションもたっぷりあるのだが全く盛り上がらない作品。藤竜也のむだ遣い。【福】
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