東亜|映像の中の渋谷

古い映画やドラマの中から
昭和の渋谷の風景を探しています。

東亜

東京都渋谷区宇田川町23-5

現「ハイマンテン渋谷ビル」。
東亜は「TEXTILE WORLD TOA」と名称を変更し神南で現在も営業中。

目次

映画「泥だらけの純情」(1963)

文化村通りを道玄坂下交差点上空から東急百貨店渋谷本店方向を見るシーンに「東亜」ビルが映る。

映画「爆弾男といわれるあいつ」(1967)

タイトルの直後、熊五郎(東京ぼん太)の登場シーン。背後に渋谷駅前ビル、東亜、七店街ビルが映る。

作品データ
映画「爆弾男といわれるあいつ」
監督:長谷部安春

1967(昭和42)年/日活

出演:小林旭、東京ぼん太、内田良平、岡崎二朗、青木義朗、藤竜也、万里昌代、嘉手納清美

ギター1本で街から街へ渡り歩く歌手都築浩介(小林旭)は、弟分熊五郎(東京ぼん太)の恩師が長岡で殺されたとの話を聞き、熊五郎に同行し長岡へ向かう。警察署で恩師の娘麻子(嘉手納清美)から話を聞くと、恩師は現金強奪をたまたま目撃したため殺されたという。ギャングたちが残した銃弾は線状痕を残さない特殊なもののと聞き、浩介は以前自分を同様の銃弾で狙ったある男に思い当たる。
長岡の名物を盛り込み、アクションもたっぷりあるのだが全く盛り上がらない作品。藤竜也のむだ遣い。【福】

映画「アリバイ」(1963)

ラストシーン。
渋谷駅前交差点の夜景。左側ネオンが集積しているのは戦後建てられたマーケット「大林百貨店」(現「渋谷駅前ビル」「大外ビル」道玄坂2-3)。その後の丸いネオンは道玄坂の「渋谷東宝」(現「渋東シネタワー」道玄坂2-6-17)。「マタンゴ」を上映中のようだ。各階が白く光り屋上に縦長のネオンがあるのは「長谷川スカイラインビル」(現「ヤマダデンキ LABI 渋谷店」道玄坂2-29-20)、「東亜」は現「ハイマンテン渋谷ビル」(宇田川町23-5)。「TEXTILE WORLD TOA」と名称を変更し神南で現在も営業中。「渋谷西村」「森永の洋菓子」は「七店街ビル」(現「渋谷西村總本店ビル」宇田川町22-1)、一番右は「峯岸ビル」(現「QFRONT」宇田川町21-6)。

作品データ
映画「アリバイ」
監督:牛原陽一

1963(昭和38)年/日活

出演:二谷英明、 小高雄二、 渡辺美佐

経理士が自宅で銃殺され、現場から100万円の小切手が紛失した。畑中部長刑事(二谷英明)は拳銃の出どころを追ううち拳銃ブローカーの大野(小高雄二)という男に行き着く。警察は大野が犯人と目星をつけるが、大野には同時刻にある薬局にいたという目撃者がおり、また店内からは大野の指紋も検出された。一方小切手の発行主から汚職担当の捜査二課が長年目をつけていた中央貿易公司社長の呉羽(陶隆)が浮かび上がり、事件は複雑さを増していった。
警視庁協力のもと作られた本作は当局に配慮したためか堅実さはあっても今ひとつスリルに欠ける。【福】

映画「暗黒街大通り」(1964)

冒頭、東京の繁華街各所が映るが、その中で渋谷の駅前が映る。
左側の丸に緑のネオンは「緑屋」(現「渋谷プライム」道玄坂2-29-5)、横に照明が何本も延び上に長谷川工務店の赤いネオンがあるのは「長谷川スカイラインビル」(現「ヤマダデンキ LABI 渋谷店」道玄坂2-29-20)、大きく「東亜」の文字の看板は生地専門店「東亜」(現「FPGリンクス渋谷道玄坂」宇田川町23-5)、「宮田の家具」「森永の洋菓子」のネオンは「七店街ビル」(現「渋谷西村總本店ビル」宇田川町22-2)。

作品データ
映画「暗黒街大通り」
監督:井上梅次

1964(昭和39)年/東映

出演:高倉健、梅宮辰夫、待田京介、三田佳子、金子信雄、安部徹、大木実

やくざの忍朝二郎(大木実)はある日3人の息子の目の前で殺される。黒岩元(安部徹)率いる黒岩組のしわざと思われた。3人の息子は中万組の中田万造(金子信雄)のもとに引き取られるが、息子たちの結束の固さが将来自分を脅かすことになると考えた中田は3人を離れ離れの家に奉公に出そうとするが、それを告げられた晩に3人は家出した。十数年後成人した鉄也(高倉健)、銀二郎(梅宮辰夫)、健三(待田京介)の3兄弟が中田のもとに帰ってきた。銀二郎は銃の達人、健三は強肩のパンチャーになっており、3人とも父の組の再興を夢見ていた。【福】

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