渋谷警察署|映像の中の渋谷

古い映画やドラマの中から
昭和の渋谷の風景を探しています。

渋谷警察署

東京都渋谷区渋谷3-8-15

1909年、新宿警察署渋谷分署として渋谷町中渋谷241番地(現在の道玄坂1-4)に開設される。1922年、署員数の増加に伴い中通り3丁目24番地(現在の渋谷3-10)に木造洋風の庁舎を新築。1952年、庁舎老朽化のため現在の所在地に新築移転。(参考:警視庁

目次

映画「真昼の誘拐」(1961)

映画終盤、誘拐事件の関係者として1週間身柄を拘束された不良青年達が渋谷署から出てくるシーン。先頭にいるのは高橋英樹。

作品データ
映画「真昼の誘拐」
監督:若杉光

1961(昭和36)年/日活

出演:高橋英樹、中尾彬、沢本忠雄、武内悦子、奈良岡朋子、山内明

日活
真昼の誘拐 | 映画 | 日活 学生グループが刺激を求めて少女を連れ出したことから、思わぬ大事件に発展する。デビュー間もない高橋英樹、中尾彬が出演した異色青春ドラマ。

映画「警視庁物語 謎の赤電話」(1962)

新たな誘拐事件の発生の連絡を受け「渋谷警察署」に向かう捜査一課の面々。
「渋谷警察署」正面玄関。

作品データ
映画「警視庁物語 謎の赤電話」
監督:島津昇一

1962(昭和37)年/東映

出演:神田隆 、堀雄二 、花澤徳衛(花沢徳衛)、南廣 、山本麟一 、須藤健、大木史朗 、小金井秀春 、久保一、滝島孝二 、最上逸馬 、山の内修、久保比左志 、桂京子 、亀石征一郎、岡部正純 、杉義一 、藤里まゆみ、愛川かおる 、伊澤一郎 、風見章子、水上竜子

捜査一課が犯人をとり逃がし、誘拐された子供が殺されるという失態を犯した。警察への批判一色の報道に、捜査一課の面々は必ず犯人を検挙することを決意する。そこへ渋谷警察署から新たな子供の誘拐事件が発生したとの連絡が入る。捜査主任(神田隆)らは誘拐された子供の家、小林家に向かう。小林家にかかってきた電話の逆探知で男(岡部正純)が逮捕されるが男は黙秘したまま。だがスリ担当の三課から移動してきた刑事により身元がばれると、男はバイトの学生に頼まれ電話をしたと白状する。刑事らが子供が軟禁されていた男の家に向かったがすでにもぬけのからだった。また刑事がかけつける直前に学生も下宿から引っ越していた。前回子供の命が奪われた10時が迫る中必死の捜査が続く。
逆探知をする電話局内のロケ、地下鉄内のロケなどシリーズの中でも力の入った、緊迫感ある一作。【福】

映画「嫉妬」(1962)

嬰児殺害とダイヤ窃盗の疑いで、日高月江(万里昌代)が渋谷警察署から検察庁へ送致される。

作品データ
映画「嫉妬」
監督:土居通芳

1962(昭和37)年/大映東京

出演:宇津井健、福田公子、大空真弓

東京地方検察庁の検事安西(宇津井健)は日高月江(万里昌代)の嬰児殺害とダイヤ窃盗事件を担当していた。検事の永田(清水将夫)は安西の厳しい求刑の方針に異を唱えていた。ある日安西はかつての恋人関口朝子(福田公子)に呼び出された。朝子は安西と会っている途中で大学生の男(高宮敬二)になにか荷物を渡し大金を受け取る。安西に意図的に見せたようなこの謎の行動から、のちに日高月江の事件と朝子の夫関口(近衛敏明)、永田検事をめぐる陰謀が明らかになる。【福】

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