テレビをこじらせた東京福袋が書いたノンキなテレビコラム集。

「ミステリーゾーン HD版 シーズン2」第10話「奇妙なカメラ」

トワイライトゾーン

はじめに

「ミステリーゾーン」(原題「The Twilight Zone」)は、日本で1960年代に放送されていたアメリカ製作のドラマシリーズ。
脚本家のロッド・サーリングがホスト(案内役)を務める1話30分完結方式のSFドラマで、アメリカでは1959年から1964年までCBSで放送されていました。
今年の1月から「スーパー!ドラマTV」で高解像度バージョンが放送されているのを知り、シーズン1の終盤から視聴開始。不思議な味わいのストーリー良し30分という尺良し60年代のレトロな雰囲気良し…ということで視聴継続決定。
シーズン2以降は最初から見ることができたので、せっかくなので番組データや感想をまとめておくことにしました。ネタバレおおいにありなのでこれから見る予定がある方はご注意ください。

不思議な物語が決して不思議ではなくなる世界。
空想の力によってのみ知ることのできる謎の世界。
ではミステリーゾーンのお話をこのテレビでご覧ください。

「ミステリーゾーン」OPナレーションより

放送データ

「ミステリーゾーン HD版 シーズン2」
第10話「奇妙なカメラ」
A Most Unusual Camera
 
チェスターと妻ポーラは夫婦で骨董店に盗みに入る。そこで手に入れたカメラは、5分後の未来を撮影するものだった……。
 
出演:フレッド・クラーク、ジーン・カーソン、マルセル・ヒライヤー
脚本:ロッド・サーリング
監督:ジョン・リッチ
 
放送日:2021/02/06(スーパー!ドラマTV)
オリジナル放送日:1960/12/16(米CBS)

声の出演

久米明
笠間雪雄今井和子
浦野光 熊倉一雄

コメント(ネタバレ有)

奇妙なカメラ
llustrated by Shinobu Yoshino

夫婦の盗賊チェスターとポーラはアンティークショップを襲ったのち隠れ家であるホテルの部屋に帰ってくる。彼らは盗品の中に箱型のカメラを見つける。それを使ってチェスターがポーラの写真を撮ってみると、カメラの上から毛皮を着たポーラの写真が出てくる。その後ポーラが盗品のたんすの中から毛皮のコートを見つけそれを羽織った時、二人はカメラがポーラの5分後の姿を写していたことに気づく。チェスターがカメラをドアに向けて移すと、ポーラの弟ウッドウォードが入ってくる姿が写っており、はたしてその直後ウッドウォードが部屋を訪ねてくる。
テレビで競馬の中継を見たチェスターは試合が始まる前に表示版を撮影し結果を事前に知ることを思いつき、巨額を儲けることに成功する。三人が部屋で祝っていると酒を持ってきたフランス人のウェイターがカメラをみつけ、側面に書いてあるフランス語は10枚まで撮影可能という意味だという。彼らはすでに写真を8枚写している。残り2枚の使いみちをめぐってチェスターとウッドウォードが争う中で、驚くポーラの姿が写し出される。2人はそのまま開いていた部屋の窓から落ちて死ぬ。金をひとりじめできることに気づいたポーラは最後の1枚で階下に落ちた2人の姿を撮影し、部屋を去ろうとする。
その時部屋に戻ってきたウェイターは金を渡さなければ警察に通報すると彼女を脅す。その時ウェイターは最後の写真にチェスターとウッドウォード以外の人物が写っていると言う。確かめようと窓にかけよったポーラは電気のコードにつまづいて窓から落ちてしまう。ウェイターが改めて写真を見ると階下の死体は4体ある。ウェイターは驚きのあまり窓から落ちていき、空の部屋だけが残った。【吉】