テレビをこじらせた東京福袋が書いたノンキなテレビコラム集。

「ミステリーゾーン HD版 シーズン2」第7話「素晴らしき未来」

トワイライトゾーン

はじめに

「ミステリーゾーン」(原題「The Twilight Zone」)は、日本で1960年代に放送されていたアメリカ製作のドラマシリーズ。
脚本家のロッド・サーリングがホスト(案内役)を務める1話30分完結方式のSFドラマで、アメリカでは1959年から1964年までCBSで放送されていました。
今年の1月から「スーパー!ドラマTV」で高解像度バージョンが放送されているのを知り、シーズン1の終盤から視聴開始。不思議な味わいのストーリー良し30分という尺良し60年代のレトロな雰囲気良し…ということで視聴継続決定。
シーズン2以降は最初から見ることができたので、せっかくなので番組データや感想をまとめておくことにしました。ネタバレおおいにありなのでこれから見る予定がある方はご注意ください。

不思議な物語が決して不思議ではなくなる世界。
空想の力によってのみ知ることのできる謎の世界。
ではミステリーゾーンのお話をこのテレビでご覧ください。

「ミステリーゾーン」OPナレーションより

放送データ

「ミステリーゾーン HD版 シーズン2」
第7話「素晴らしき未来」
Nick of Time
 
新婚カップルは車のトラブルに見舞われる。そんな中、迷信深い夫は、占いマシーンのお告げを真剣に受け止め……。
 
出演:ウィリアム・シャトナー、パトリシア・ブレスリン、スタフォード・レップ
脚本:リチャード・マシスン
監督:リチャード・L・ベア
 
放送日:2021/02/05(スーパー!ドラマTV)
オリジナル放送日:1960/11/18(米CBS)

声の出演

久米明
天田俊明 山本嘉子
湊俊一 寄山弘

コメント(ネタバレ有)

素晴らしき未来
llustrated by Shinobu Yoshino

新婚のドンとパットは、ニューヨークへ向かう途中車が故障したので、車を修理する間近くのカフェで休むことにする。カフェの席には1セントでイエス・ノー形式の質問に答えてくれる占い機が置いてあった。ドンは試しに仕事で成功するかどうかを尋ねてみる。占い機の答えが「あなたに有利に決まりました」だったので、彼が念のためオフィスに電話すると、マネージャーに昇進したことを知らされる。このことに気を良くしたドンは次に車の修理が予定通り終わるかを尋ね、関連する質問を次々に繰り返していった結果、3時前に店を出ると危険な目にあうらしいという結論に達する。パットがドンを説得し3時前に店を出ると、車に危うく轢かれそうになる。
二人は落ち着くため再びカフェに戻り、いつ車の修理が終わるか占う。占い機が「すでに片付いています」と答えるやいなや修理工が店までやってきて修理が終わったことを告げる。ドンはいよいよ妄信的になり、パットの制止もきかずコインを次々につぎこんで未来を予言しようとし始める。あきれたパットが占いが当たっているかどうかは問題ではなく、未来を変える力が自分にあるのだから占いの言いなりになる必要はないと言ったとところでドンはようやく我に返る。
二人はふたたびニューヨークに向かうため席を離れる。するとそれを待ちかねたように別のカップルが占い機の前に陣取り、この町から出られるかどうかを占い、その結果を見て落胆をする。

悪魔の顔がついた占い機のデザインが面白い。ドンを演じるのはのちのスター・トレック初代カーク船長ウィリアム・シャトナー。【吉】