「ミステリーゾーン シーズン2」第18話「33号機の漂流」

はじめに

2021年1月から「スーパー!ドラマTV」で高解像度バージョンが放送されているのを知り、シーズン1の途中から見始めました。不思議な味わいのストーリー良し30分という尺良し60年代のレトロな雰囲気良し…ということで視聴継続決定。
シーズン2以降は最初から見ることができたので、せっかくなので番組データや感想をまとめることにしました(2022年1月に「スーパー!ドラマTV」でシーズン1の再放送がありました。 これで「ミステリーゾーン」1〜5コンプリートできます。スパドラさんありがとう!)。

※ネタバレおおいにありですので、これから見る予定がある方はご注意ください。

放送データ

「ミステリーゾーン HD版 シーズン2」
第18話「33号機の漂流」
The Odyssey of Flight 33

飛行中の旅客機は突如スピードをあげ、そして過去に戻り始める……。

脚本:ロッド・サーリング
監督:ジャス・アディス

放送日:2021/02/10(スーパー!ドラマTV)

オリジナル放送日:1961/02/24(米CBS)

出演者

機長:ジョン・アンダーソン/ジョン・クレイグ副操縦士:ポール・コミ/ハッチ航空士 :サンディ・ケニオン/ワイアット副操縦士:ウェイン・ヘフリー/パーセル航空機関士:ハープ・マクガイア/乗客:ベティー・ガルデ/ジャニー:ビバリー・ブラウン/ポーラ:ナンシー・レニック/乗客:ジェイ・オーヴァーホルツ/英国空軍の男:レスター・フレッチャー/乗客:ロバート・マッコード(クレジットなし)
ナレーター:ロッド・サーリング

声の出演

久米明/横森久 石原良 水木蘭子 奥原晃/原孝之 高村章子 渡辺知子

コメント(ネタバレ有)

llustrated by Shinobu Yoshino

旅客機「33号機」がロンドンからニューヨークへ向かっている。機長は機内放送でニューヨークに定時に着く予定であることを告げる。
しかしその後、機長は機体の速度が妙に上がったことに気づく。乗務員が速度を確認すると異常な値を示しており、その後もますます加速していく。各所の管制塔に連絡をとろうとするが地上からの応答はない。その時光とともに轟音が鳴り響き、機長は機体が音速を超えたことを知る。
地上との連絡がつかないため、機長は高度を下げ目標物を探すことを決意する。高度を下げ、雲を割って見えてきたのはまぎれもなくマンハッタンの地形であったが、建物は一つもなく、地上を恐竜がのし歩いているのが見える。機長は音速を超えた瞬間に時代を飛び越えてしまったことを知る。
機長はもう一度スピードを出し音速を超えることでもとの時代に戻ろうと試みる。また光とともに轟音が轟き、高度を下げるとマンハッタンの町並みが見えてきて、管制塔とも連絡がつく。しかし管制塔はレーダーやジェット機という言葉が理解できない様子だ。その時機長は眼下に万国博覧会の会場を見つける。彼らがたどりついたのはもとの1960年代でなく1939年だったのだ。
機長は機内放送で乗客にすべてをうちあける。そしていま一度音速を超え、もとの時代にもどろうと試みるのだった。33号機は今なお行方不明であるというナレーションが流れる。

細かいことを言えば、恐竜がいた時代は大陸の位置自体が今とはまったく異なり、地形はだいぶ違っていたはずだ。【吉】

出典

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