日本会館|映像の中の渋谷

古い映画やドラマの中から
昭和の渋谷の風景を探しています。

日本会館

東京都渋谷区渋谷3-19
桜丘町18-6にあったアパート。現「渋谷日本会館ビル」。

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映画「大冒険」

1965
大冒険

オープニング、東京の各所を空撮した後カメラは桜丘町全景を俯瞰するショットから植松唯人(植木等)が住む「日本会館」(画面上端中央の茶色い屋根のコの字型の建物)へズームインする。以後、植松が移動するシーンのたびに何回も映る。

大冒険

以後、植松が移動するシーンのたびに何回も映る。

作品データ

映画「大冒険」
監督:古澤憲吾
1965(昭和40)年/東宝
出演:植木等、谷啓、団令子、ハナ肇、犬塚弘、石橋エータロー、桜井センリ、安田伸、越路吹雪

国際的なニセ札偽造団が問題になっていた。週刊トップの記者植松唯人(植木等)と隣人の発明家谷井哲介(谷啓)は日本にもニセ札が上陸しているのを発見、植松の書いた記事は大スクープになった。一方警察の花井刑事部長(ハナ肇)、乾刑事(犬塚弘)、市橋刑事(石橋エータロー)は植松が知らずに使った一万円札がニセ札だったことから偽造団の一味と勘違いして植松の追跡を開始する。偽造団の東京地区の責任者、金融会社森垣金融の森垣久美子(越路吹雪)は植松の命を狙う一方日本からの撤退を図り、人質として警察のスパイの疑いがある谷井の妹悦子(団令子)を拉致して移動を始める。植松と谷井は悦子のコンパクトに仕込んでいた発信機の信号を追って名古屋、神戸、さらには偽造団の潜水艦の艦内と移動、警察がこれを追う。偽造団に発見された植松と谷井は処刑されそうになるがその時……。
クレージー・キャッツ結成10周年記念映画だけに予算が潤沢、アクションシーンや特撮がたっぷりの見応えのある作品。【福】

映画「香港クレージー作戦」

1963
香港クレージー作戦

植田等(植木等)が喫茶店の電話で営業を済ませ、残りの時間トルコ風呂に入ったり自宅で昼寝をしてから会社に帰るシーン。植田の自宅として一瞬映るのは日本会館(現「渋谷日本会館ビル」桜丘町18-6)。

作品データ

映画「香港クレージー作戦」
監督:杉江敏男
1963(昭和38)年/東宝
出演:植木等、ハナ肇、谷啓、浜美枝、中尾ミエ、淡路恵子、有島一郎、柳家金語楼、石山健二郎、進藤英太郎、犬塚弘、安田伸、桜井センリ、石橋エータロー、林冲(リン・ツウォン、由利徹、人見明

“飲ん平横丁”に店を構える花岡八太郎(ハナ肇)、谷田敬一(谷啓)、安井安吉(安田伸)。彼らは店の立ち退き問題に悩んでいた。店の常連だがつけを溜めている植田等(植木等)は、ある条件でつけを帳消しにする案を彼らにもちかける。それは立ち退きを求める香港の会社中南公司に店を明け渡すかわりに、中南公司が香港に持つビルに花岡らに日本料理店を開かせるというものだった。商談は成立し、花岡、谷田、安井、流しの石井(石橋エータロー)と桜橋(桜井センリ)、植田はマネージャーとして、植田の同僚浜野ミエ(浜美枝)は会計係として、香港に乗り込む。
ストーリーの景気はよいが、他のクレージー映画と比べると全体に暗く、テンポも停滞しがちな作品。ステージのシーンも見ていてツラい。【福】


東京福袋の吉野 忍が 2002年に渋谷で撮影した写真とその20年後の2022年に同じ場所で撮影した写真をまとめた「東京些末観光:渋谷定点観測02-22」も併せてどうぞ。

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