古い映画やドラマの中から
昭和の渋谷の風景を探しています。
道玄坂2丁目地区
宮益坂、青山通りと六本木通りにはさまれた、渋谷駅および金王坂を含む地区。
道玄坂を中心とし、銀座線と文化村通りにはさまれた地区。東急本店、渋谷109、百軒店などが立地している。
映画「恋文」(1953)
真弓礼吉(森雅之)は山路直人(宇野重吉)の代筆屋に連れていかれる。場所は「すずらん横丁」(のち「恋文横丁」に改名)。現「ヤマダデンキ LABI 渋谷店」(道玄坂2-29-20)のあたり。「すずらん横丁」のアーチ、「お好み焼スタンド ドラさん」「八雲」などの店名が見える。
「すずらん横丁」(のち恋文横丁に改名)を歩く真弓礼吉(森雅之)と山路直人(宇野重吉)。
現「ヤマダデンキ LABI 渋谷店」(道玄坂2-29-20)のあたり。「小川ラジオ店」、「三楽酒蔵」、「お好み焼スタンド ドラさん」、「友楽」、「ロロ」などの店名が見える。
真弓礼吉(森雅之)の弟の洋(道三重三)はとんかつ屋の軒下で古本を売ることを思いつく。軒下の寸法を測る洋。
場所は現「SHIBUYA109」(道玄坂2-29-1)のあたり。かつて「SHIBUYA109」の敷地を横断していたが、「SHIBUYA109」の建設とともに消失した道沿い。「クラブ美容室」、「ミドリ」、「わらじとんかつ 奴」、「丸進」などの店名が見える。当時の住宅地図から特定。
古本屋から仕入れた本を運ぶ洋。
場所は「すずらん横丁」(のち恋文横丁に改名)。現「ヤマダデンキ LABI 渋谷店」(道玄坂2-29-20)のあたり。「すずらん横丁」のアーチ、「山野靴店」、「小料理 たるみや」、「八雲」などの看板が見える。
真弓礼吉(森雅之)は、山路直人(宇野重吉)の代筆屋を訪れたかつての意中の人、久保田道子(久我美子)を追って店を出る。
場所は「すずらん横丁」(のち恋文横丁に改名)。現「ヤマダデンキ LABI 渋谷店」(道玄坂2-29-20)と「SHIBUYA109」(道玄坂2-29-15)の間、現在「恋文横丁の碑」があるあたり。奥の広い道は文化村通り。「サモワール」、「井筒」、「パチンコ」等の看板が見える。
真弓礼吉(森雅之)が久保田道子(久我美子)を追いかけるシーン。場所は現「SHIBUYA109」(道玄坂2-29-1)のあたり。かつて渋谷109の敷地を横断していたが、「SHIBUYA109」の建設とともに消失した道沿い。
「鶏肉鶏卵」の看板は「肉の玉川屋」。「渋谷スポーツ社」、「さかえ寿司」、「アザミ洋装店」などの看板と当時の住宅地図から特定。
真弓礼吉(森雅之)は久保田道子(久我美子)を追って店を出る。
場所は渋谷駅前交差点。奥の「丸南」の看板は洋裁生地店「マルナン」(現「サンドラッグ 渋谷道玄坂下店」道玄坂2-5-1)、「小田證券」、「日新火災海上」、「大林百貨店」の看板は「大林百貨店」(現「渋谷駅前ビル・大外ビル」道玄坂2-3)。
真弓礼吉(森雅之)の弟の洋(道三重三)はとんかつ屋の軒下で古本屋を始める。1枚目の古本を買いに来た男性は建築技師(安部徹)。
場所は現「SHIBUYA109」(道玄坂2-29-1)のあたり。かつて「SHIBUYA109」の敷地を横断していたが、「SHIBUYA109」の建設とともに消失した道沿い。「まるいし靴店」、「アザミ」、「加賀屋」、「渋谷テーラー」、「まるいし靴店」、「丸進」、「わらじとんかつ 奴」などの店名が見える。「渋谷区火災保険特殊地図」と当時の住宅地図から特定。
2枚目に映っている「玉久」は現「玉久ビル」(道玄坂22-30-4)。2001年にビルに建て替わるまで「SHIBUYA109」の横にほぼこのままの姿で残っていた。
古本を売る弟の洋(道三重三)の姿を見つめる真弓礼吉(森雅之)。
場所は現「SHIBUYA109」(道玄坂2-29-1)のあたり。かつて「SHIBUYA109」の敷地を横断していたが、「SHIBUYA109」の建設とともに消失した道沿い。「みはと屋」などの店名が見える。背後の道は道玄坂。つきあたりの建物は「洋装 いわ崎」(現在「SHIBUYA109」の向かいの「エクセルシオール・カフェ」がある「岩崎ビル」道玄坂2-6-1)。「渋谷区火災保険特殊地図」から特定。
1953(昭和28)年/新東宝
出演:森雅之、久我美子、宇野重吉、香川京子
映画「乾いた湖」(1960)
道玄坂から百軒店に上る坂の途中の横道。右側「餃子大芽園」は現「喜楽」隣の「LOOP the LOOP」(道玄坂2-17-6)、奥の「ほてい荘」は現「とりかつチキン」がある「都路ビル」(道玄坂2-16-19)。「夕霧荘」は住宅地図では確認できなかった。
1960(昭和35)年/松竹
出演:三上真一郎、岩下志麻、高千穂ひづる
映画「抜き射ち風来坊」(1962)
日本へ梨花(松原智恵子)を連れ帰国した神原(宍戸錠)。二人は日本の休日を楽しむ。
二人が屋上にいるのは「東急百貨店東横店」の屋上にあった時計台の下。シーンの冒頭、井の頭線・銀座線車庫方面から渋谷駅前交差点までの眺望がパンで映される。
左端手前の白い塔は「東急百貨店東横店」屋上の換気塔。そこから奥へ延びているのは銀座線車庫への路線、SONYの広告が出ているのは当時の航空写真から「渋谷東宝」(現「渋東シネタワー」道玄坂2-6-17)と推定、右隅の茶色の建物が「SHIBUYA109」あたり。1963年の航空写真および平凡社「社会科見学パノラマ図鑑 5 (大都会のいとなみ)」(1958)の「東急百貨店」の図から特定。
1962(昭和37)年/日活
出演:宍戸錠、松原智恵子、金子信雄
映画「暗黒街大通り」(1964)
冒頭、東京の繁華街各所が映るが、その中で渋谷の駅前が映る。
左側の丸に緑のネオンは「緑屋」(現「渋谷プライム」道玄坂2-29-5)、横に照明が何本も延び上に長谷川工務店の赤いネオンがあるのは「長谷川スカイラインビル」(現「ヤマダデンキ LABI 渋谷店」道玄坂2-29-20)、大きく「東亜」の文字の看板は生地専門店「東亜」(現「FPGリンクス渋谷道玄坂」宇田川町23-5)、「宮田の家具」「森永の洋菓子」のネオンは「七店街ビル」(現「渋谷西村總本店ビル」宇田川町22-2)。
1964(昭和39)年/東映
出演:高倉健、梅宮辰夫、待田京介、三田佳子、金子信雄、安部徹、大木実
映画「愛しながらの別れ」(1964)
新生会に呼び出され光枝(和泉雅子)と兄の件を組に任せろと迫られた勝太(浜田光夫)は事務所を飛び出し、新生会のやくざと追跡劇をくりひろげる。
勝太が走っているのは「道玄坂百貨街」(現「渋谷プライム」道玄坂2-29-5のあたり)。「羊肉館 珉珉」「江山楼」「理容ゆかり」などの看板から当時の住宅地図や火災保険特殊地図により特定。
ビルの裏手に回り新生会から逃げおおせたかと思った勝太(浜田光夫)が敏坊(高島稔)に見つかり乱闘になる。
背後に見えるのは前後のロケ地の位置関係、高さと新しさからみて1963年に建設された「長谷川スカイラインビル」(現「ヤマダデンキ LABI 渋谷店」道玄坂2-29-20)の裏と思われる。
敏坊(高島稔)を撃退したものの刃物を手にしていたことから強盗と間違えられた勝太(浜田光夫)は人々から追われる。
逃げる勝太の背後に「恋文横丁商店街」の看板。現「渋谷プライム」(道玄坂2-29-5)の裏のあたり。
逃げる勝太(浜田光夫)は道玄坂から横道に入る。
勝太が走っているのは井の頭線西口のある大和田ガードに向かう道。1枚目背後の「タカラヤ」の看板は現「道玄坂センタービル」(道玄坂2-29-7)、2枚目右側「文寿司」、3枚目右側「入江」の看板は現在の「鳥升ビル」と「道玄坂Plazaビル」(道玄坂2-6-11)。
1964(昭和39)年/日活
出演:浜田光夫、和泉雅子、山内賢
映画「大冒険」(1965)
谷井(谷啓)の妹悦子(団令子)を誘拐したニセ札偽造団が日本から撤退するため車で移動するシーン。道玄坂2-6と2-7の間の道。
「サントリーバー紫苑」「辻質店」「ジャルダン」「モナリザ」などの店名から場所を特定した。
1965(昭和40)年/東宝
出演:植木等、谷啓、団令子、ハナ肇、犬塚弘、石橋エータロー、桜井センリ、安田伸、越路吹雪
クレージー・キャッツ結成10周年記念映画だけに予算が潤沢、アクションシーンや特撮がたっぷりの見応えのある作品。【福】
映画「縄張はもらった」(1968)
東京に戻った寒河江(小林旭)を狭間組がつけ狙う。寒河江、飯塚(大浜詩郎)、中津(郷鍈治)の3人は寒河江を狙い、つけてきた狭間組の組員を「長谷川スカイラインビル」の裏におびきよせ痛めつける。
カメラは乱闘の様子をビルの上から映す。右下の白い影が乱闘する寒河江たち。映っている木造建物は洋品店「三丸」および「マルクニマーケット」一帯(道玄坂2-29)。現「SHIBUYA109」。左側が文化村通り、上が道玄坂。道玄坂の「アメリカ屋靴店」は現在「エクセルシオール・コーヒー」がある「岩崎ビル」(現存、道玄坂2-6-1)、その右隣は「渋谷東宝」(現「渋東シネタワー」道玄坂2-6-17)。
1968(昭和43)年/日活
出演:小林旭、宍戸錠、二谷英明
映画「やくざと抗争 実録安藤組」(1973)
オープニングでスタッフ・キャスト名のバックに矢頭(安藤昇)らの乱闘シーンが映る。
安藤らは道玄坂2-27〜28の間の道玄坂小路から百軒店へ続く階段を駈けおり、道玄坂小路を右に曲がって道玄坂へ逃げていく。階段の独特な排水路の形と鉄パイプの手摺、この後のシーンの住居表示版の「28」で特定。
1973(昭和48)年/東映
出演:安藤昇、袋正、江守徹、北川恵一、安岡力也、小林稔侍、諸角啓二郎、今井健二、佐藤蛾次郎、深江章喜、室田日出男、佐藤晟也、郷鍈治、内田朝雄、渡辺文雄、藤浩子、山本麟一、八名信夫、松井康子、丹波哲郎
矢頭と幼馴染早苗のエピソードが並行して語られるが、とってつけたような話。話の展開も妙におセンチ。【福】
映画「安藤組外伝 人斬り舎弟」(1974)
安藤組と瀬越組の若手が悶着を起こし、これが元となり日向謙(菅原文太)が身を隠すことになる。若手同士が喧嘩をするのは道玄坂2-27、28の間の「道玄坂小路」から「百軒店」へ続く階段の上。左奥階段のつきあたりに現存する「角屋酒店」(道玄坂2-29-10)の「菊正宗」の看板が見える。
酒場でビールを横取りされた警察が、仕返しに愚連隊の津吹哲也(渡瀬恒彦)と日向謙(菅原文太)を無銭飲食の疑いで連行する。津吹と日向が上ろうとしているのは渋谷区道玄坂2-27、28の間の「道玄坂小路」から「百軒店」へ続く階段。階段の独特な排水路の形と鉄パイプの手摺、「宴」の看板、右の喫茶店「竹苑」から場所を特定した。
1974(昭和49)年/東映
出演:安藤昇、梅宮辰夫、室田日出男、渡瀬恒彦 、前田吟、安岡力也、菅原文太
二人は米軍からの流出品をめぐり白系ロシア人の人斬りジム(安岡力也)と争いになり、津吹は人斬りジムを斬殺するかわりに片腕を失う。日向は刑務所に服役した。
日向と入れ替わりに安藤組に入ったのが野田。その頃から安藤組は渋谷で勢力を伸ばしていく。
昭和29年には組の事務所を開設するが、この頃から日向の暴力的な奇行が目立つようになり、また橋本(藤山浩二)の子分木谷(郷鍈治)の扱いをめぐって野田と日向の対立が深まる。
主人公の菅原文太が意味もなく暴れ過ぎでなんら感情移入できない一作。【福】
映画「十代 恵子の場合」(1979)
兄貴分の石黒(成瀬正)を傷つけた鉄(三浦洋一)は街を逃げ回り上野から地方への逃亡をはかる。
「道玄坂2-9」という住居表示がある。道玄坂の一本、「マークシティ」側の街路。左側に看板が出ている「長岩医院」(道玄坂2-9-5)は現存していることを現地で確認(2022年現在)。
街を逃げ回る鉄(三浦洋一)。
「道玄坂小路」から「百軒店」へ続く階段(道玄坂2-27と2-28の間)。階段の独特な排水路の形と鉄パイプの手すり、「椎津ビル」(現存、道玄坂2-28-1)で特定。
1979(昭和54)年/東映
出演:森下愛子、三浦洋一、風間杜夫、殿山泰司
恵子が想定内の流れで身を落とし想定内の結末が待っている、何もひねりのないストーリーに音楽も安っぽいムード音楽ながら、1979年の渋谷の風景をふんだんに観ることができるありがたい作品。つかこうへいの「熱海殺人事件」で木村伝兵衛を演じた三浦洋一(初代)と風間杜夫(二代目)が出演しているのが演劇ファンにとってはちょっと嬉しいポイント。【福】
映画「胸さわぎの放課後」(1982)
沢田知佳(坂上とし恵)が桑田一平(ひかる一平)とデートの待ち合わせ場所「ファッションコミュニティー109」(現「SHIBUYA109」)前に着く。「109」のアップおよび「109」前からの道玄坂2丁目一帯の街並みが映る。
坂上とし恵の背後、右側は「渋谷東宝劇場」(現「渋東シネタワー」道玄坂2-6-17)、隣の「アメリカ屋靴店」は現在「エクセルシオール・カフェ」がある「岩崎ビル」(現存 / 道玄坂2-6-1)、その隣のかばん店「マスミ」は現在「吉野家」(道玄坂2-5-7)。
1982(昭和57)年/東映
出演:ひかる一平、坂上とし恵、山下美樹
映画「BU・SU」(1987)
ある日麦子(富田靖子)は一人で電車に乗りあてどなく渋谷をさまよう。
麦子が立っているのは「ファッションコミュニティ109(現・SHIBUYA109)」前。「109」前から渋谷駅方面を見ている。山手線越しに見える正面の茶色の建物は宮益坂下の「りそな銀行」がある「渋谷協和ビル」(現存、渋谷2-20-11)、その右は「東急百貨店東横店」。右側「マルナン」の看板は2013年閉店した「洋裁生地店マルナン」(現「スギ薬局」道玄坂2-5-1)。
渋谷をさまよう麦子(富田靖子)はサラリーマン(峯のぼる)に声をかけられ喫茶店に入った後、街を歩く。2人が歩いているのは道玄坂上近く。後に見える「成霞堂書店」は現「JMFビル渋谷03」(道玄坂2-11)。
麦子(富田靖子)はサラリーマン(峯のぼる)にラブホテルに連れ込まれそうになる。「ホテルパルゴ」は現「JMFビル渋谷03」(道玄坂2-11)。「ホテルスタークレセント」は現存(道玄坂2-12-5)。
1987(昭和62)年/東宝映画=日本テレビ放送網
出演:富田靖子、大楠道代、伊藤かずえ、高嶋政宏
映画「極道渡世の素敵な面々」(1988)
亮(陣内孝則)は店で偶然圭子(麻生祐未)と再会して一緒に飲み、朝まで渋谷の街を歩く。
「ホテルパルゴ」「ホテルサンロード」「渋谷胃腸クリニック」「ホテルロダン」などの看板が映っている。道玄坂上交番前交差点近く。「ホテルパルゴ」は現「JMFビル渋谷03」(道玄坂2-11)、「ホテルサンロード」(道玄坂2-12-1)、「渋谷胃腸クリニック」(円山町3-2)、「ホテルロダン」(道玄坂2-14-4)は現存。
「ホテルパルゴ」は元々「ホテルパルコ」という名前だったがのちに「バルゴ」に変更。看板に濁点を後から貼りつけたため看板の濁点が光っていない。
兄貴分の中川(日下武史)が神埼(室田日出男)に殴られたことに腹を立てた亮(陣内孝則)は銃を持って神崎を襲いに向かう。
神崎のいるビリヤード場は井の頭線沿いの「ビリヤード大和田」(道玄坂2-10-17 / 2024年3月現在「道玄坂二丁目南地区市街地再開発」で周辺の「新大宗ビル」と合わせて開発中)。
九州から上京し暴れている保(長倉大介)を亮(陣内孝則)が倒し、これをきっかけに保は亮の子分になる。
奥の「大和田ガード」は現在井の頭線西口のある場所。保が立小便をしている「村さ来」は現「渋谷道玄坂ビル」(道玄坂2-8-7)。背景の看板の「うな鐵」は現「コスモ渋谷館」(道玄坂2-8-7)内に現存。
事務所開きの日、ブティックで見かけた服を買うために保(長倉大介)は一人店に寄る。
左側にみえる「串助」は道玄坂小路の「椎津ビル」(道玄坂2-28-1)と特定(「東京都事業所名鑑」(1985)より)。壁面のタイルのパターンは現在もそのまま。背後の緑色の看板「現代から未来」は「トーワ道玄坂ビル」(現存 / 道玄坂2-27-2)にあったファッションヘルス。我々が2002年に撮影した写真に同店が映っていたことから特定。道玄坂小路から百軒店に上る階段付近。
亮(陣内孝則)は喫茶店で梶山組の庄司(本田博太郎)に3000万円の返済を迫る。
窓の外、高速越しに銀色で丸い特徴的な「Nsw本社ビル」(現存 / 桜丘町31-11)や「セントラルイン渋谷」(現「カプセルホテル渋谷」道玄坂1-19-14)の看板が見えることから、「ストークビル道玄坂」(現存 / 道玄坂2-11-41)2Fの現「ガスト」内での撮影と特定した。
1988(昭和63)年/東映
出演:陣内孝則、麻生祐未、室田日出男
元暴力団員で後に作家となった安部譲二原作の同名小説の映画化。原作者の安部譲二とかつてこの作品に登場する渋谷界隈で「安藤組」の組長だった安藤昇も出演している。【福】
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