ヒヤヒヤしながら大笑い「オールスター後夜祭’22春」

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所属事務所別回答者一覧

半期に一度のお楽しみ、TBS「オールスター後夜祭」。
生放送の「オールスター感謝祭」が終わった後の深夜に「感謝祭」のセットをそのまま流用してオンエアされる特番だ。こちらも生放送。
今回も総合司会は有吉弘行と高山一実、回答者は以下の32名の勇者達。
特に意味はないけど所属事務所別に並べてみた。

  • 吉本興業
    • 岩橋良昌(プラス・マイナス)
    • 小田結希(オダウエダ)Ⓦ
    • 植田紫帆(オダウエダ)Ⓦ
    • 水川かたまり(空気階段)Ⓒ
    • 鈴木もぐら(空気階段)Ⓒ
    • ZAZY
    • たかし(トレンディエンジェル)Ⓜ
    • 津田篤宏(ダイアン)
    • 村上(マヂカルラブリー)Ⓜ
    • もう中学生
  • 太田プロダクション
    • 酒井健太(アルコ&ピース)
    • 山本浩司(タイムマシーン3号)
    • 関太(タイムマシーン3号)
    • 草薙航基(宮下草薙)
    • 宮下兼史鷹(宮下草薙)
    • 薄幸(納言)
  • 松竹芸能
    • クロちゃん(安田大サーカス)
    • ヒコロヒー
    • みなみかわ
  • グレープカンパニー
    • お見送り芸人しんいちⓇ
    • 伊藤幸司(ランジャタイ)
    • 国崎和也(ランジャタイ)
  • 人力舎
    • 林田洋平(ザ・マミィ)
    • 酒井貴士(ザ・マミィ)
  • ホリプロコム
    • 大津広次(きつね)
    • 淡路幸誠(きつね)
  • マセキ芸能社
    • 芝大輔(モグライダー)
    • ともしげ(モグライダー)
  • ワタナベエンターテインメント
    • あばれる君
  • ケイダッシュステージ
    • 布川ひろき(トム・ブラウン)
  • ソニー・ミュージックアーティスツ
    • ハリウッドザコシショウⓇ
  • フワちゃん(フリー)

一番多いのはやはり総人数が圧倒的な吉本芸人だが、司会の有吉が太田プロなのが関係しているのか太田プロ芸人が多い。
そして32人中7人が大型お笑い賞レースのチャンピオンである(Ⓜは「M-1グランプリ」、Ⓒは「キングオブコント」、Ⓡは「R-1グランプリ」、Ⓦは「The W」の優勝者)。
チャンピオンだらけの…と言いたいところだが、昨今は出演者全員チャンプというお笑い番組も時々見かけるので、逆に意外と少ないという印象。

芸歴&年齢ベスト3

ついでに特に意味はないけど芸歴と年齢のベスト3。
ウィキペディアでざっと調べて作ったベスト3なので間違ってたらごめん。

芸歴ベスト3

  • ハリウッドザコシショウ(1993年〜)
  • 津田篤宏(ダイアン)(2000年〜)
  • タイムマシーン3号(山本浩司、関太)(2000年〜)

ほとんどの芸人が2000年代にデビューしている中、ハリウッドザコシショウの1993年デビュー(出典:ウィキペディア)は群を抜いている。
同期の芸人が陣内智則、中川家、ケンドーコバヤシ、児嶋一哉(アンジャッシュ)だから、他の出演者とまるまる一世代違う感じ。

年長者ベスト3

  • ハリウッドザコシショウ(1974年生まれ)
  • クロちゃん(安田大サーカス)(1976年生まれ)
  • 津田篤宏(ダイアン)(1977年生まれ)

年少者ベスト3

  • 薄幸(納言)(1995年生まれ)
  • 小田結希(オダウエダ)(1993年生まれ)
  • 林田洋平(ザ・マミィ)(1992年生まれ)

やっぱりザコシが一番年上で、クロちゃんとダイアン津田が続く。
年長者トップのザコシと年少者トップの納言幸とは21歳違い。
ナイツ塙が浅草の“師匠”達を引き連れて参戦するとか、さんまやたけしやとんねるずやダウンタウンが殴り込んでこない限り、この番組でザコシを抜いて年長者トップを狙えるのは現状では1971年生まれの長谷川雅紀(錦鯉)くらいしかいない。いや、勝俣州和とか関根勤あたりが参戦する可能性はゼロではないか。

総合成績

優勝
最下位

優勝者の発表はあるものの「後夜祭」は最下位を決める番組であり、総合成績最下位になると番組出禁になるという厳しいルールがある。
2018年春に新道竜巳(馬鹿よ貴方は)、秋に見浦彰彦(アイデンティティ)、2019年春に同率で野田クリスタル(マヂカルラブリー)とちゅうえい(流れ星)、2021年春にみちお(トム・ブラウン)、秋に平子祐希(アルコ&ピース)が最下位となり、その後番組に出演していない。
トムブラ布川、マヂカル村上、アルピー酒井が相方抜きで単独出演していたのは、この冷酷非情なルールのせいなのだった。
今回の最下位はマミィ酒井。次回からは林田のみ呼ばれることになる。

シンジ、エヴァーに乗れ

挙手をして月収の安い順に並ぶ「月収ランクアップチャレンジ」、熱湯を淹れたばかりのカップ麺の早食い競争「カップラーメン早完食レース」、マスクをした歯数少なめの一般人を指名して生えている歯の合計本数21本を目指すチーム戦「歯ブラックジャック」というコンプライアンスぎりぎりアウトなヒヤヒヤするイベントで盛り上がった2022年春の後夜祭。

しかしながら今回の一番の山場は、ピリオドチャンピオンになったハリウッドザコシショウが見せた「碇ゲンドウ」だろう。

右にスクロールして見てください→

①ピリオドチャンピオンが決定して大喜びでガッツポーズ
②この後レイをかけてもらうのに備えてメガネをはずす
③帽子も脱ぐ
④アシスタントにレイをかけてもらう
⑤素早く帽子をかぶり直す
⑥ガラス部分が白く光るメガネを取り出す
⑦メガネをかける
⑧アゴの前で手を組む碇ゲンドウのポーズで「シンジ、エヴァーに乗れ

という一連の流れるようにスムーズな動作に完璧にノックアウトされた。大笑いして何度も巻き戻し再生してしまった。
単に裸で大声で大暴れするキャラ芸人ではなく、生放送中に与えられた短い時間でこのような緻密な技も出せる最年長ザコシの体幹の強さ(時間にしてなんと14秒弱!)。
ワイルド&ケアフル。いつもながらカッコいいぜザコシ。

ていうか、「歯ブラックジャック」!?

謎の日本語爆誕。なんそれ! 藤井プロデューサー歯数少なめな一般人好きすぎ! 次回も楽しみすぎ!【み】

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