映画の感想文「赤い河」

ハワード・ホークス監督、1952年日本公開のアメリカ映画。
1万頭の牛を連れテキサスからミズーリへ移動するカウボーイの話。ラスト近く町をうめつくす1万頭の牛は圧巻。

「リオ・ブラボー」でディーン・マーチンが歌う「ライフルと愛馬」がテーマ曲として使われている。
冒頭ジョン・ウェインが自分のものにしようとした土地の本来の持ち主の手下を射殺。ミズーリへの旅の中で逃げ出した子分を吊し首にしようとする。

いや、それにしたってジョン・ウェインめっちゃ強引。めっちゃ悪者。ただの牛泥棒じゃん!
アメリカンヒーロー、天下のジョン・ウェインのまさかのキャラ設定に驚いた。
親子が和解して強引にハッピーエンドだったけど、親子喧嘩に巻き込まれて撃たれた奴が気の毒すぎる。

牛、牛、牛、牛、画面いっぱいの牛。佃煮にするほどの牛。ステーキになってたけど。
牛マニア必見の1作。【福】

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