ダイドルをさがせ!

テレビ朝日系列で土曜の正午から「邦子がタッチ」という、羽賀健二が人妻と一泊旅行してかしずきまくるという企画が目玉コーナーという、もうどうにも電波の無駄づかいとしか言いようのないくっだらねえ番組がオンエアされているのだが、この番組で「少々太目のアイドル候補生の娘をダイエットさせて目標体重の45キロまで痩せられたらご褒美にCDデビューさせてやる」という企画が進行している。
まあ、太目といったって、見たところ別に大した肥え方じゃあないと思うのだが、やはりアイドル稼業を張っていくには相当ゲッソリしないと見栄えがしないのだろう。
ダイエットをするアイドル。バラエティ番組で活躍するバラドル、男どもの無聊を慰めるオナドルなどに倣って略せば、彼女の場合、ダイドルとでもいうのだろうか。ダイドル・ラケット。そりゃダイマル・ラケットか。知らないか、そんな名前。いたんだよ、昔。そういう漫才コンビが。
この娘、かなりの巨乳なので、いくら頑張ってもあの乳の肉を削らない限り、目標の45キロまで体重を落すのは無理じゃあないだろうか。
ある雑誌の記事によると、近頃の若い娘どもは肥満に対して非常に厳しいらしく、ちょっとでもお肉が余っていると、即座にデブと判断するのだという。腹のでっぱりや太股のたぷたぷは言うに及ばず、乳が豊満なのも許せないのだというから、細川ふみえだとか雛形あきこみたいな巨乳系のタレントは軒並みアウト。身体中、どこをとってもほっそりげっそりぺったんこでないといかんらしい。
だが、それはあくまでも若い女の子の目から見たデブ。
たいていの男は女体に関して非常に寛容である。
お肉が多少余っていても、よほど過剰な余り方をしていない限り「触り心地がいい」などという観点から、かえって歓迎する者も多い。ましてやおっぱいの肉が豊富なら、歓迎も歓迎、諸手をあげて大歓迎という男が多いのである。
だから、もし目標体重を達成できずに正統派アイドルの道が閉ざされたとしても、あのリッパなオッパイがある限り、彼女は芸能界で生きる道があるとみた。すでに何誌かで水着グラビアで活躍しているようだし。
「邦子がタッチ」では、この巨乳ダイドル嬢にプレッシャーをかけるため、さらに何人かのポッチャリしたお嬢さんたちをオーディションで選んでダイエッターズなる軍団を結成させるというエゲツなさである。オーディション会場に彼女を登場させ、他のお嬢さんたちと腕立て伏せを競わせるという念の入りようだ。
で、このダイエッターズの皆さんが、ダイドル嬢に勝るとも劣らぬものすごい巨乳さんばかりなのである。極小のビキニ水着からはみださんばかりの見事な2つの肉塊をブルブルさせて勢揃いする姿は圧巻。目のやり場に困るほどだ。
これからダイエッターズの皆さんもダイドル嬢とともに過酷なダイエットに励むそうだから、巨乳マニアの貴兄は彼女たちが痩せないうちにこのコーナーをチェックすることをおすすめしたい。【み】

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