「水曜日のダウンタウン」(2022年2月9日/TBSテレビ)は、芸人達が“風船太郎スタイル”で雪山を下る「雪山風船太郎レース」というバカバカしくもヒヤヒヤする企画。
ちなみに“風船太郎スタイル”というのは、「あらびき団」にしばしば出演するピン芸人風船太郎が披露しているスタイルのこと。巨大な風船に全身入って顔だけ出すアレだ。
乾いたスタジオの床を移動するのですら大変そうなのに、この格好で傾斜のある雪上でスピードを競うというのだから正気の沙汰ではない。事故にならなくてとにかく良かった。
さて、この怖すぎるレースに参戦したのは、春日俊彰(オードリー)、ハリウッドザコシショウ、瀬下豊(天竺鼠)、アキラ100% 、小野まじめ(クールポコ。)、じゅんいちダビッドソン、岡野陽一という裸芸人を中心とした何となく体が丈夫そうなメンバーにご本家風船太郎を加えた8名。
風船太郎式にジャンプで進んでいく選手が多い中、風船にスキンヘッドが埋まっているように見えるスタイルで雪上をツツーと滑っていくザコシの勇姿に大笑い。
傾斜角度35°というとんでもないコースである。
スキー経験者ならわかるこの角度の恐ろしさ。35°といったら体感的にはもう直角だ。
しかも最後は夜間レース。ヤバいにも程がある。
春日とザコシという体幹のしっかりしたふたりだったから無事だったのではないかしらと肝を冷やす非常に危うい決勝戦。めちゃくちゃ面白かったけど。
ヒヤヒヤしながら大笑いというアンビバレンツなこの雪上レース、見事優勝をキメたのは「水曜日のダウンタウン」のさまざまな企画で勝ちまくっているハリウッドザコシショウだった。
何度も書いちゃうけど、事故にならなくて本当に良かった!
ところで、ザコシ水曜日勝ちまくりの件だが、実際「水曜日のダウンタウン」でどのくらい勝っているのか気になったので、ざっと検索してみた。
- 雪山風船太郎レース(2022/2/9)NEW!!
- 第7回替え歌最強トーナメント(2021/12/15)
- 第6回替え歌最強トーナメント(2020/11/4)
- 早弁先生(2019/4/10)
- 第4回替え歌最強トーナメント(2018/12/26)
- 人を笑わせられる距離の限界 100m説(2018/8/22)
やっぱり勝ってる! 幅広く勝ってる! 「水曜」だけで6冠だ!
2016年のR-1チャンピオンであり、さらに「ドキュメンタル」でもシーズン5、シーズン7、シーズン10と3回も優勝。「あらびき団」の「あら-1グランプリ2014」優勝というタイトルも持ってるし。強いぞザコシ!
これはもうザコシこそが2010年代から2020年代にかけて一番優勝している芸人と言ってもさしつかえないと思う。ちゃんと調べるとザコシよりもたくさん優勝している芸人が見つかるかもしれないので、この際検索しないで言い切っちゃうよ。【み】