古い映画やドラマの中から
昭和の渋谷の風景を探しています。
ホテルパルゴ
東京都渋谷区道玄坂2-11-8
道玄坂にあったラブホテル。元々「ホテルパルコ」という名前だったがのちに「ホテルバルゴ」に変更。
映画「BU・SU」(1987)
麦子(富田靖子)はサラリーマン(峯のぼる)にラブホテルに連れ込まれそうになる。「ホテルパルゴ」は現「JMFビル渋谷03」(道玄坂2-11)。「ホテルスタークレセント」は現存(道玄坂2-12-5)。
作品データ
映画「BU・SU」
監督:市川準 1987(昭和62)年/東宝映画=日本テレビ放送網
出演:富田靖子、大楠道代、伊藤かずえ、高嶋政宏
森下麦子(富田靖子)は地方から上京し、おば(大楠道代)が営む芸者の置屋で芸者の修行をしながら高校に通う。なかなかクラスメイトに溶け込めない中文化祭の企画を押しつけられた麦子は、ある日八百屋お七の話を知り文化祭でお七を踊ることを思いつく。おばとクラスで目立たない友人(広岡由里子)の協力を得て麦子はお七の練習に取り組み始める。【福】
映画「極道渡世の素敵な面々」(1988)
亮(陣内孝則)は店で偶然圭子(麻生祐未)と再会して一緒に飲み、朝まで渋谷の街を歩く。
「ホテルパルゴ」(現「JMFビル渋谷03」道玄坂2-11)の看板が映っている。
元々「ホテルパルコ」という名前だったがのちに「ホテルパルゴ」に変更。看板に濁点を後から貼りつけたため看板の濁点が光っていない。
作品データ
映画「極道渡世の素敵な面々」
監督:和泉聖治1988(昭和63)年/東映
出演:陣内孝則、麻生祐未、室田日出男
坂井亮(陣内孝則)は賭けマージャンで金が払えずやくざの中川(日下武史)に袋叩きに会うが、それが縁で中川の家に居候することになる。やくざの道に入った坂井は債権回収に才能を見せ、次第に周囲から認められていく。ある日喧嘩で腹を刺され病院に入院したことがきっかけで院長の娘小宮圭子(麻生祐未)と知り合い、互いに好意を抱くようになる。
元暴力団員で後に作家となった安部譲二原作の同名小説の映画化。原作者の安部譲二とかつてこの作品に登場する渋谷界隈で「安藤組」の組長だった安藤昇も出演している。【福】
元暴力団員で後に作家となった安部譲二原作の同名小説の映画化。原作者の安部譲二とかつてこの作品に登場する渋谷界隈で「安藤組」の組長だった安藤昇も出演している。【福】
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