「有吉の壁」のニューヒーロー “KOUGU維新” 華麗に見参!

有吉の壁▼結婚式場で笑わせろ!EXIT参戦▼パーカーJr&ストレッチャーズ新作」(2020年7月15日/日本テレビ)のセットリストをまとめました。ご査収ください。

目次

一般人の壁を超えろ! おもしろ結婚式場の人選手権

シソンヌ式場に急ぐ女性(じろう)が急に立ち止まってあたふた。それに気づいた清掃スタッフ(長谷川)が天使の彫刻の局部を手で隠してあげると女性は安心して走り去る。
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三四郎「友人なんですけど」と受付で名乗る小宮。「もう一度お名前いいでしょうか」「小宮浩信であるはず」「お名前がないようなんですが」「三四郎の小宮で、一応まあ有名で」。招待状を忘れてきた小宮は中に入れてもらえない。そこへ招待状を売るダフ屋(相田)登場。小宮はダフ屋から10万円で招待状を買って無事入場できた。
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四千頭身「ちょっと待ったー!」と式場の受付に飛び込んでくる男(都筑)。受付係(後藤)に「まだ早いかもしれません、受付なんです」と止められる。
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松尾駿(チョコレートプラネット)ウェディングドレスの新婦(松尾)、式場のスタッフさんに「チャペルまでどのくらいあるんですかね?」と聞くと笑顔で「まだまだございます」と言われる。「ちょっと遠くないですか? もっと近い所からでもいいような気がするんですけど」。新婦がベールを取って話そうとすると「まだ取らないで!」と叱責される。
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タイムマシーン3号ワゴンに布をかけて運んでいる職員(山本)、布がはずれてしまうと中にカルロス・ゴーン(関)が隠れていた。
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かが屋招待客(賀屋)がスタッフ(加賀)に案内されたテーブルは、片山右京、鈴木亜久里、シューマッハ、アレジの名札が並ぶF1超VIP席だった。最初は躊躇したがスタッフに確認した後「幸せ〜!」と喜ぶ。
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納言新婦席のテーブルでウェディングドレスの新婦(幸)が一生懸命工作している。「皆さんご注目ください、今、新婦みずからブライダルカーの後ろにつけるカンカンの作成をしております」と司会者(安倍)が紹介。「今がシャッターチャンスです」
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ワタリ119、はなしょー、平野ノラ腰の曲がった老婆の式場スタッフ(はな)がお盆にのせた水をよたよたと新郎(ワタリ)・新婦(しょうこ)のテーブルに運んでくる。新郎にグラスを渡そうとするがうっかり水を顔にぶちまけてしまう。「すいません、ごめんなさい」と謝りながら何度も何度も水をぶっかける。驚く新郎新婦を尻目に「写真撮影入ります」と宣言する老婆、そこへキャーキャー笑いながらカメラ持参で登場する林家パー子(平野ノラ)。
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脳みそ夫、すゑひろがりずテラスで時間を気にしているウェディングドレスの花嫁(みそ夫)、そこへ花婿(三島)登場。「待たせたな、今、隋から帰ったよ」「小野妹子、遅い!」「これ、給料3ヶ月分の勾玉。結婚しよう」。背後で鼓つづみを叩きながら木村カエラの「Butterfly」を謡いあげる南條。
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とにかく明るい安村大きな木の下で真っ白な液体まみれになって「トリのフンかけられた」「この体でこんな出る?」とわめいている男。よく見ると木には小さなインコが止まっている。
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さらば青春の光緊張しながら通路で待機しているタキシード姿の新郎(東ブクロ)。部屋のドアをノックすると中から不機嫌そうな新婦の父(森田)が現れる。「あっ、おとうさん、初めまして。おとうさん、僕に娘さんをください」「遅ない? いやいやいや、このタイミングなわけないよな」。
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ハナコ式場を見学にきたカップル(秋山、女性)に「ご予算だいぶおさえたいということですよね?」と確認する式場スタッフ(岡部)。「じゃ、おすすめがあるのでこちらどうぞ」と岡部がカップルを連れていったのは男子更衣室。ハンガーも置かれた狭い更衣室の中に祭壇が作られ神父(菊田)が立っている。神父が「誓っちゃいます?」。
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EXIT新郎(りんたろー。)の黒タキシードをカラースプレーでカラフルに染めているスタイリストらしき男(兼近)。名付けて「ブラジルのハトコと盆踊り」。「どんどんいきますよ〜」と言いながら白ペンキを新郎の体中にペタペタ。「OK、ロシアの初雪で始業式」。さらに「ちょっとダメージとか入れてきますんで」と言うなり新郎の服を破りまくる。最終的な仕上がりは「ロスの富豪の餅つき大会」。
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ぺこぱ、トム・ブラウンチャペルの祭壇の前で新郎(シュウペイ)が「はい、誓いま〜す」と言いながらシュウペイポーズ。新婦(布川)は「私は、私は、私は…!」と悩む。「ちょっと待ったー!」と入ってきたのは正装の松陰寺とデッキブラシを持ったみちお。「ヌノコ、俺は君を愛してる!」。新婦に向かってローラーシューズで滑り出した松陰寺、その先をカーリングのようにデッキブラシで磨くみちお。しかし磨きが足りず新婦まで届かなかったので新婦をあきらめて帰ってしまう。
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タイムマシーン3号カンカンカンカン…とまるで競輪のジャンのようにガーデンのカリヨンを鳴らしている男性。そこへ出てくるおじさん(関)。「行け、行け、行け!」その前を競輪の選手(山本)が走り抜けていく。
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パンサー(向井慧、菅良太郎)「新郎新婦が乗るカートがあるはずだ」と式場のスタッフさんに詰め寄る向井。あるにはあるが盗まれてしまったという。「盗んだ方っていうのが、ヒゲを生やしていてつなぎを着ていて丸い帽子をかぶってらっしゃったんですけど」。予想通りカートに乗った菅登場、しかし扮装はマリオじゃなくてルイージ。
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ワタリ119「さーて、今日も運動しよーっと」橋の上からダンベルをつけた髪をおろして首の力で上げ下げしているラプンツェル(ワタリ)。「…117、118、119、イチイチキュウ、レスキュー!」。
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EXITさっきの新郎(りんたろー。)のタキシードを破っているスタイリストらしき男(兼近)、新郎に長い棒を持たせ鮮やかなオレンジ色のアフリカ風の民族衣装を着せて「これでたぶん入れると思うんで。行きましょう。チャラめの民族の結婚式」。
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脳みそ夫、すゑひろがりずガーデンでくつろぐ花嫁(みそ夫)と花婿(三島)。「あたし、お弁当作ってきた。飛鳥時代のお菓子、蘇そ」「聖徳太子の蘇は絶品だからな」「はい、あーん」。背後から獅子舞(南條)が近づいてきて蘇を食い散らかす。
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尾形貴弘(パンサー)ガーデンの敷石のガラス張りの狭いスペースにイモリ(尾形)が入っている。
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かが屋ガーデンのベンチで黒いサングラスをかけたスーツ姿の男性ふたりがお菓子を食べながら和やかに雑談している。そこへ加賀のイヤホンに何か司令が入り、慌てて立ち上がって姿勢を正すふたり。
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三四郎三脚の上で「遅ぇなあ、あいつ」とぼやいている植木屋の親方(小宮)。そこへ欧米風の庭師の格好をした弟子(相田)が「遅れてすみません、寝坊しちゃって」と登場。「寝坊じゃねえ、ってか、お前、和で来いよ。なんで洋風なんだよ」「でも会場が洋風なんで」「和でやってきただろ、ずっとオレらは!」「でも今どきのガーデニングは…」「ガーデニングって言うなよ、手入れって言えよお前!」
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パンサー(向井慧、菅良太郎)「最後の晩餐なのに誰もこない」と無関係の向井に訴えているキリスト(菅)。「弟子全員既読スルー」。
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ジャングルポケットオープンキッチンでシェフ(おたけ)が調理するのを見ている招待客(斉藤、太田)、シェフがフランベすると拍手して盛り上がる。その様子を見てどや顔で会釈するシェフ、続けて何度もフランベを披露する。「フランベもういいよ!」「早く料理出してよ」。言われてシェフが皿に盛り付けたのはタコさんウィンナー1個だけ。
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さらば青春の光来期の式場のイメージモデルを決めている最中の広告代理店の人達。アンケート調査をした結果は「足立梨花28票、矢口真里29票、佐藤栞里2票」。森田が結果を見て「まあ順当は順当…」と言いかけたところで佐藤栞里本人がそこにいることに気づき「まあ、順当っちゃ順当だよな〜」と言いながらホワイトボードのアンケート結果の佐藤の正の字に線をどんどん書き足す。
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尾形貴弘(パンサー)、ワタリ119木に登ったさっきのラプンツェル(ワタリ)がさっきのイモリ(尾形)を長い髪の毛を使って調教している。「パスカル、ほら、髪の毛をつかんで登ってくるのよ」。パスカルが髪の毛をつかんだ途端にウィッグをつないでいた部分がはずれて下に落ちる。呆然とするMC、怒る尾形。土下座して謝る尾形をなだめ再チャレンジさせる有吉。予想通り同じ結末で尾形再土下座。
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シソンヌ先程の女性(じろう)がガーデンの花壇を見ている。先程の清掃スタッフ(長谷川)が「そろそろお色直しが終わったみたいですよ」と声をかけたので女性がそちらに向かおうとすると目の前に小さな男の子と女の子がキスをする寸前のポーズの彫刻。あたふたする女性。察した清掃スタッフがホウキで彫刻の口元を隠したので女性は安心してその前を通れるように。
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とにかく明るい安村「稲村亜美様結婚パーティ」の立て札。傍らの木にブーケが突き刺さりその下でへたりこんでいる安村。「神ブーケトスがとんでもないスピードで飛んできた。神ブーケトスだ。140は出てた。稲村亜美おそるべし!」。
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トム・ブラウンガーデンの小さな泉に浸かってシャンプーしているふたり。みちおが「最後お願いします」と言うと布川が泡立った髪の毛をみちおの頭にのせる。布川の髪の毛で頭をこすりながら「ああ〜、髪があるっていいな〜、泡立つ〜」。
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ハナコエントランスに式場スタッフ(菊田)と一緒に入ってきた渡辺篤史(岡部)。「渡辺篤史の建もの探訪」のノリでエントランスのインテリアを褒めちぎる。
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シソンヌ式場スタッフ(長谷川)と今日から入った新人スタッフ(じろう)。「前の職場のことは忘れて…」という長谷川のフリでいつものあの人だとわかる。「じゃあちょっとやってみましょう」と言われ練習する新人。「おめでとうございます。上着のほうこちらでお預かりしております。上着のポケットに…ニンニク入れますか?」「上着の方はマシマシで?」やっぱりいつもの「ラーメン二郎」から転職した人だった!
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松尾駿(チョコレートプラネット)「ライスシャワー用生米 1000円」という札を出してテキヤ風の男(松尾)が米を売っている。だみ声で「1000円、1000円、コレないと祝福できないよ」。そこへ式場スタッフさんが来て「またあなたですか」と詰め寄るとテキヤは舌打ちしてスタッフさんに金を渡す。するとスタッフさんは「やっていい」というジェスチャー。
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流行語大賞の壁を超えろ! ブレイク芸人選手権2020

きつね「命宿し工具 2.7次元アイドル」
KOUGU維新
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シソンヌ「ほ〜らできたね! お家でスポーツテスト」
こうへいくんとゴンちゃん
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タイムマシーン3号「いらないモノは捨てちゃいな」
断捨離ボーイズ
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ジャングルポケット「誰でもできるトレーニングで理想のボディ」
ストレッチャーズ
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かが屋「世界中をキレイに! お片付け大好き」
かたしくん
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チョコレートプラネット、小川暖奈(スパイク)「パーカーだって恋をする!?」
Mr.パーカーJr.
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番組の感想

三四郎が出演している回はオープニングのMC達の「有吉の壁!」のコールの後、相田がカメラに向かって走っていくのが恒例だが、今回は「ギャラクシーーー!ギャラクシー!ギャラクシー!」と叫んでいた。
なんと「有吉の壁」が5月度の「ギャラクシー賞」を受賞したのだ。
ちなみに「お笑いナタリー」によると、「有吉の壁」が選ばれたのは以下の理由らしい。

「純粋なお笑い番組を成立させることが難しくなっている昨今のテレビの状況の中で、ゴールデンタイムのレギュラー番組として『お笑い』だけにこだわった放送を続けている。司会の有吉弘行による芸人愛あふれるムチャ振りに対し、苦しみながらも楽しそうにお笑い脳をフル回転させている芸人たちの姿は多幸感に満ちている」

お笑いナタリー

お笑い好きの視聴者の胸を打つ名文!
特に最後の「苦しみながらも楽しそうにお笑い脳をフル回転させている芸人たちの姿は多幸感に満ちている」は石碑にして日テレ前に建ててほしいくらいの名文だ。

さて、前半は結婚式場「ルーデンス立川ウエディングガーデン」を舞台に、チャペルや披露宴会場など結婚式場に潜み面白い人になりきる「おもしろ結婚式場の人選手権」。
シソンヌの「ちょっとでもエロ味を感じると動揺して動けなくなってしまう中年女性」、脳みそ夫&すゑひろがりずの「聖徳太子&小野妹子のカップル」、EXITの「独創的すぎるスタイリスト」、ワタリ119とパンサー尾形の「ラプンツェルとイモリ」など、シリーズもののネタ多し。
シソンヌの「ラーメン二郎に勤めていた人」も4月10日の熱海ロケ、4月17日の日テレロケに続いて3回目の登場。

そして、後半は「有吉の壁」がやたらと力を入れている「流行語大賞の壁を超えろ! ブレイク芸人選手権2020」。

チョコレートプラネットの「Mr.パーカーJr.」になんと新キャラ登場。
Mr.パーカーJr.の恋人(?)、カンカン帽をかぶった、その名も「Missカンカンガール」(スパイク小川)。
日焼けを気にする人達へ「あなたたち、日焼けが気になるなら載せちゃいなさいよ」と言うカンカンガール。
「カンカンカン〜♪」という軽快なテーマ曲に合わせて踊り、決め台詞は「シミができたらもうカンカン」。「カンカン」のところで両こぶしを頭の横につけて、往年のさとう珠緒の「プンプン」のポーズをキメる。
さらにDr.タートルネックも登場して3人のヒーロー揃い踏み。ヘンなアベンジャーズ。
突然強風が吹き、キャスターつきの椅子に座っているDr.タートルネックは吹き飛ばされてしまう。「チキショー、この風、どうすりゃいいんだ!」とうめくMr.パーカーJr.。そこに重々しいナレーション!

突如吹きすさぶ突風。なすすべがないカブラー達。
その前にひとりの救世主が現る。次回! 「マスターヘルメットナイト現る」。

また増えるのかよ! マスターヘルメットナイトって何よ! ていうかこのおかしなアベンジャーズは「カブラー」っていうのね。

2.5次元ならぬ2.7次元アイドル「KOUGU維新」颯爽と登場。
金色の髪のプラスドライバーがきつね大津、赤い髪のたいらのやっとこがきつね淡路。
平たく言えば「2.5次元」のパロディなのだが、きつねのふたりが真剣に演じているので嫌な悪意はまったく感じられない。
メイク、衣装から音楽、殺陣、ダンス、ふたりのやりとりにいたるまで、そちらの方面に疎い私のような者にも「2.5次元ミュージカルってたぶんこんな感じだろうな」と思わせる素晴らしい仕上がり。
有吉が「ダサい」「ここがダサいんだよ」「めっちゃダサいねえ」と笑いながら「ダサい」を連呼。見方によっては2.5次元界隈にケンカを売るようなネタだが、有吉が徹頭徹尾「ダサい」と腐すので良い保険になっている感あり。

「我が名はプラスドライバー。締めるも緩めるも我が親方の自由」
「おいらの名前はたいらのやっとこ。一度つかんだら離さねえ! もちろん親方様の心もなぁ」
「我ら! KOUGU維新!」

という、あちら方面にきちんと寄せた派手な口上もいいじゃないか。

彗星のごとく現れしニューヒーロー、KOUGU維新のMV

 なお「2.5次元」がわからないという方はコチラの記事をご参照あれ。

どうでもいいけど、ネタ前に佐藤栞里が読み上げるキャッチフレーズでは「命宿やどし工具」と言っているのだが、KOUGU維新の曲の中では「命宿りし工具」と歌っているのが気になる。

しかし何とまあ楽しい企画。
優男と益荒男の組み合わせがいかにもそれらしい。大津のすかした二枚目ぶりも淡路のキレッキレのダンスも最高だ。
実はこの記事をまとめているのは11月なのだが、この後、KOUGU維新はますます活躍するのでお楽しみにね(と、自分に語りかける)。【み】

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