新番組「シタランドTV ドキドキ1ミニッツロケット」(2020年10月7日/テレビ朝日)。
MCは設楽統(バナナマン)。シタラのランドでシタランド。
電子番組表に掲示された内容紹介によれば、「設楽統が考案するお笑いアトラクションテーマパーク「シタランド」を見ていく観察型バラエティ番組」というコンセプトの番組だ。
前作「探シタラTV」の「“新たなおバカスター”を探シタラ」「“新たなオカルトスター”を探シタラ」「事務所対抗!次世代スターを探シタラ」等の企画で抜擢された令和のポンコツスター候補の若手芸人達が、後継番組「シタランドTV」にも出演。あれっきりで終わらなくてよかったよかった。
さて、第1回に登場したのは、ともしげ(38歳/モグライダー/マセキ)、坂本隆行(32歳/ゴンゴール/ケイダッシュ)、酒井尚(29歳/ザ・マミィ/人力舎)、杵渕はな(27歳/はなしょー/ワタナベ)、奥村うどん(30歳/スタンダップコーギー/マセキ)という綺羅星の如くポンコツな面々。
今どきのバラエティには珍しく吉本芸人がゼロ! そしてマセキがふたり! さすがは出川哲朗より脈々と続くポンコツエリートプロダクション。
既にポンコツ若手芸人としてバラエティ界で活躍している奥村うどんとともしげはさすがのポンコツ力。
コントで見せるキャラのイメージのまま100点のリアクションを披露する酒井尚の今後が楽しみ。さらにコントの中でよく見る「ヘイヘイどうせそうでヤンスよ」的な卑屈な演技がチャーミングな杵渕はなを強く推したい。
それにしてもTwitterの番組公式アカウントの告知ツイートに「予告漫画」って珍しくない?
こういうところも含めて力の抜けた感じが設楽のキャラとマッチしていて、のんびり見るのにちょうどいい番組。ひょろひょろと長く続いてほしい。【み】