映画の感想文 「SEX発電」

SEX発電」パスクァーレ・フェスタ・カンパニーレ監督、1982年日本公開のイタリア映画。

80年代に地球上の全てのエネルギーを使い果たし人々は2世紀昔の原始的な生活を送っていたが、セックス中に得られる電力を集めて発電に使うというアイデアを思いついた教授が実用化の為に政府や法王を巻き込んでてんやわんや。バカバカしくもオシャレなイタリア艶笑近未来SF映画。

イタリアの政府高官が新エネルギーの誕生に「我が国は助平ですからな」とほくそえむシーンがあったが、それを言ったら人数の多い中国やインドのエネルギーをナメるなよ、と。そしてAVや二次元の魅力を追求しまくる日本は独自のエネルギーで発電するに違いない。ガラ電。

エロ要素満載だがナマナマしくはないエロ映画。たいして期待せずに見ると楽しめる肩のこらないコメディ。
酒の上でのバカ話を金かけて一本の映画にした感じ。
「セックスで発電できる」という仮定一つから産業や宗教のしくみまでシミュレーションしていくのはある意味正統派SF。
そして、教授の助手役のエレオノーラ・ジョルジがとても可愛かった。

「SEX発電」という直裁的なタイトルじゃなくて、もうちょっとポップな邦題をつけたらいいと思う。
原題は「Conviene far bene l’amore」で、翻訳すると「上手に愛を育む」という品の良いタイトルだった。誰よ、セックスとか発電とか考えた奴!【福】

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