映画の感想文 「夜の大捜査線」

夜の大捜査線」1967。
「夜」といいながら昼のシーンも多数。「大捜査線」といいながら捜査にあたるのは田舎町の警官2、3人+黒人捜査官ひとり。犯罪組織もでてこない。なのにこのフィルム・ノワール的なタイトルは何事か。
それにしても60年代の綿花プランテーションの様子が「イングロリアス・バスターズ」の頃とあまり変わってないのがすごい。一応黒人は奴隷ではなくなってるけれど。
黒人を差別する典型的な南部男でありながら、街にも部下にも信頼されていない寂しさ、街と実力者の板挟みになって大嫌いな黒人の刑事に頼らざるをえないツラさ等、署長の重層的なキャラが素晴らしい。 【福】

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