スペイン坂|映像の中の渋谷

古い映画やドラマの中から
昭和の渋谷の風景を探しています。

スペイン坂

渋谷パルコと渋谷センター街を結ぶ、階段を含む約100mの道。

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映画「縄張はもらった」(1968)

狭間組に反旗を翻した寒河江(小林旭)は東京に戻る。渋谷の地下道出口から出た寒河江は道玄坂下、文化村通りを通り途中刺客に襲われながら「長谷川スカイラインビル」に入る(三井生命渋谷支店・東洋火災海上の看板から特定)。
カメラは「長谷川スカイラインビル」(現「ヤマダデンキ LABI 渋谷店」道玄坂2-29-20)内から文化村通り・センター街越しにスペイン坂入口方面を望遠で狙う。画面右の紫の看板「白鳥」は現「渋谷B&Vビル」(宇田川町25-6)、左側「焼肉南苑」は「ドトールコーヒーショップ 渋谷センター街店」がある現「ニュー渋谷ビル」(宇田川町28-2)、正面の「レストランせんとるいす」はスペイン坂入口横、現「渋谷ZERO GATE」(宇田川町16-9)、左側の喫茶店(このあとのショットで「純喫茶絵夢」と判明)は現「いちご渋谷文化村通りビル」(宇田川町28-2)。

作品データ
映画「縄張はもらった」
監督:長谷部安春

1968(昭和43)年/日活

出演:小林旭、宍戸錠、二谷英明

8年ぶりに出所した一文字組の代貸寒河江(小林旭)。だが組長の源造(加原武門)は病床にあり、組の縄張りもすっかり狭間組に奪われていた。源造の勧めで寒河江は狭間組に世話になることになる。組長の狭間(戸上城太郎)は青葉組と遠野一家から振興工業地帯の縄張りを奪えばその土地は好きにしてよいと言われ、話に乗る。青葉組と遠野一家を争わせ共倒れにすることをもくろみ、狭間は寒河江をリーダーとしていかさま師の新庄(藤竜也)、元俳優の鳴瀬(川地民夫)、元歌手の飯塚(大浜詩郎)と中津(郷鍈治)、目付役として狭間組の箱崎(二谷英明)でチームを組んだ。これに一文字組時代の舎弟ジョージ(岡崎二朗)、寒河江を兄の仇と狙う日野(宍戸錠)が加わった。【福】
日活
縄張はもらった | 映画 | 日活 小林旭、宍戸錠、二谷英明の競演で暴力団同士の熾烈な潰し合いを描く。長谷部安春監督のシャープな演出が冴える日活ニューアクションの代表作。

映画「極道渡世の素敵な面々」(1988)

出所後、子分を連れた亮(陣内孝則)が渋谷の街を練り歩く。
ス左側は「シネマライズ」のあった「ライズビル」(宇田川町13-17)。正面に「渋谷パルコ」の「パルコ・スクェア」の表記が見える。

作品データ
映画「極道渡世の素敵な面々」
監督:和泉聖治

1988(昭和63)年/東映

出演:陣内孝則、麻生祐未、室田日出男

坂井亮(陣内孝則)は賭けマージャンで金が払えずやくざの中川(日下武史)に袋叩きに会うが、それが縁で中川の家に居候することになる。やくざの道に入った坂井は債権回収に才能を見せ、次第に周囲から認められていく。ある日喧嘩で腹を刺され病院に入院したことがきっかけで院長の娘小宮圭子(麻生祐未)と知り合い、互いに好意を抱くようになる。
元暴力団員で後に作家となった安部譲二原作の同名小説の映画化。原作者の安部譲二とかつてこの作品に登場する渋谷界隈で「安藤組」の組長だった安藤昇も出演している。【福】

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