テレビをこじらせた東京福袋が書いたノンキなテレビコラム集。

九代目林家正蔵の目配せ

今日もスポーツ紙ネタ。
9月1日付デイリースポーツに掲載されていた「林家正蔵が城西国際大学人文学部の客員教授に就任した」という記事だ。
念のため説明しておくと、この記事に登場する林家正蔵は「風もないのに揺れている」でおなじみの怪談噺の名人ではない。
ご存じ昭和の爆笑王林家三平の長男にして春風亭小朝の義弟であり、林家いっ平の兄。さらに海老名みどりと泰葉の弟で峰竜太の義弟。母は作家の海老名香葉子。ま、つまりこぶ平だ。
さて、こぶ平一族の説明はこれくらいにして、問題の記事をご紹介したい。

東京・浅草演芸ホールでの「昼の部」に同大の学生約50人が来場し、林家一門の噺(はなし)などにじっくりと聞き入った。
(中略)高座では学生にも目配せしながら「やっと一門会でご報告できます。去年はこぶ平でしたが、3月21日をもちまして正蔵を襲名いたしました」とあいさつ。

はて、これは…?
高座から学生さんたちにウィンクでもしたのだろうか?
「学生にも」って書いてあるということは、学生以外の客にも何か合図したんだよなあ。なんでまた大事な挨拶の最中にそんなことをするかこぶ平。
ひょっとして「目配り」の間違いだろうか。
言うまでもなく「目配り」というのは「注意をゆきとどかせること。目をくばること」という意味。そして、「素早く視線を走らせたり、まばたきをして見せたりして、合図すること」「目配せ」だ。良く似た言葉だが意味は全く違う。
まあ、客席にこぶ平の好みのタイプの女子学生がいて思わずウィンクしちゃったのかもしれないけど、挨拶の最中はよせ。っていうか、新聞に書かれるようなバレバレの目配せじゃダメだな。嗚呼、日々是精進。【み】