「日本のエンヤ」に今こそ注目を

エンヤがはやっている。
生茶のCM、映画「冷静と情熱のあいだ」のテーマ曲など、エンヤの音楽を耳にしない日はない毎日である。
それにしても「冷静と情熱のあいだ」とは妙なタイトルだ。「冷静」と「情熱」という2つの単語の、180°反対ではない165°くらいの反対さ加減が気持ち悪い。柏書房「反対語対象語辞典」によれば「冷静」の反対語は「興奮」である。まあどうせ見ない映画だからどうでもいいや。
話は立ち戻ってエンヤである。彼女の音楽は今や世界中の人々に親しまれているわけだが、日本にも「日本のエンヤ」と呼ぶべき人がいることを知ってほしい。活動はライブ中心なので知名度が高いとはいえないが、その確かな実力に魅せられたファンは多い。
この人こそ、今最も注目されるべきではないだろうか。【吉】

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