テレビをこじらせた東京福袋が書いたノンキなテレビコラム集。

輝け! 東京福袋テレビ大賞 2018

テレビ大賞2018

「Quick Japan」の名企画「テレビ・オブ・ザ・イヤー」がいつの間にかなくなってしまい大変寂しかったので、僭越ながら我々東京福袋が勝手に「テレビ・オブ・ザ・イヤー」を選んでみました。

題して「東京福袋テレビ大賞」。
硬いですね。味もそっけもなくてすみません。あんまりそっけないので「レコード大賞」にならってアタマに「輝け!」と付けてみました。特に何が輝くわけでもないのですが、ちょっとだけ景気よくなりました。

もうすぐ2019年が終わってしまうというこの時期に2018年のテレビ大賞。去年のテレビとか思い出せないよというアナタ、ごもっともです。我々もだいぶ思い出せませんでしたよ。

東京福袋が選ぶ2018年バラエティ番組ベスト10(10位〜2位)

第10位
「勇者ああああ~ゲーム知識ゼロでもなんとなく見られるゲーム番組〜」
(2018年11月23日/テレビ東京)

POINT
ランダムに並べられたゲームソフトの発売が「ドリームキャスト製造中止の正式発表の前か後か」を当てる「クイズ フェードアウト」。ハリウッドザコシショウとハチミツ二郎のコンビに加え、「ゲーマーの異常な愛情」コーナーで大活躍しているノブオ(ペンギンズ)が参加し、最強無敵の布陣で挑むという好企画。ゲーム愛、知識、華、笑いと三拍子も四拍子も揃った気持ちの良い30分。

第9位
「水曜日のダウンタウンSP」
(2018年10月3日/TBS)

POINT
「テラスハウス」のパロディ企画「モンスターハウス」開始。明朗快活な今どきのイケてる若者5人の中にクロちゃんを放り込む。気に入った二人の女性になりふり構わずグイグイ迫るクロちゃんがひたすら恐ろしい。

第8位
「水曜日のダウンタウン」
(2018年5月16日/TBS)

POINT
ミックスルール対決「大食い×カーリング」。食べ終わった容器をストーンにするルール。最初に投げた時は距離が足りなかった大食いチームのアンジェラ佐藤が猛スピードでビビンバを食べ続けた結果、めきめき上達しミラクルショットを何度も決めて珍企画を名勝負に導く。第2試合で大食いチームの誰かが投げた炊飯器が他のストーンに当たった衝撃でふわーっと蓋が開きながら得点圏内に止まって大笑い。

第7位
「内村てらす」
(2018年2月2日/日本テレビ)

POINT
「みほ集合写真事件」「珍しい名字だらけ事件」「松任谷由実にハマって前座事件」「80歳のおばあちゃん事件」と披露するエピソードが全部大当たりというZAZY奇跡の回。

第6位
「水曜日のダウンタウン2時間SP」
(2018年12月27日/TBS)

POINT
“アッコファミリー”を飲み会に誘うMr.シャチホコのオレオレ電話チャレンジ。いかにもおっとりして騙されそうな武田修宏が引っかかったのは想定内だったが、和田アキ子の事務所の後輩あびる優が信じてしまったのには驚いた。耳が良い松村邦洋がすんなり騙されなかったのと、プロアッコファミリヤーの勝俣州和がニセモノと見破ったのは予想通り。武田とあびるが「こういう風に言う」「そうは言わない」などと細かくアドバイスしていたのが面白かった。

第5位
「わらたまドッカ~ン」
(2018年5月14日/NHK)

POINT
「ジグザグジギーVSななまがり」の回。ななまがりはコント「バッティングセンター」で勝負。
バッティングセンターで見事なホームランを連発しながら泣き崩れる老人、自分の才能にたった今気づいたという。野球を見るのは好きなのにやったことがなかった。しかも自分の名前は「野球うまお」なのに!―というコント。「野球うまお」という雑すぎるネーミングに虚をつかれて大笑い。

第4位
「M-1グランプリ2018 敗者復活戦」
(2018年12月2日/テレビ朝日)

POINT
金属バット(小林圭輔、友保隼平)の衝撃。舞台に上がると「ウィィ」「よいしょ」と呟きながらマイクに向かう友保。小林が「どうも金属バットです、よろしくお願いします」と言いながら頭を下げるのに合わせて、また「よいしょ」「ウィィ」で頭を下げる友保。頭を上げたところで風が吹き友保の髪がふわりと広がって小さく「さむっ」。なんだこの格好良さ。ネタももちろん面白かったが冒頭のこのくだりでヤラれた。
さらに控室でネタ披露後のインタビューを受ける金属バットのやさぐれっぷりにも痺れまくり。

第3位
「R-1ぐらんぷり2018 復活ステージ」
(2018年3月6日/LINE LIVE)

POINT
ZAZYの「中華屋」が抜群に面白かった!
ヤンさん「私の噢頑骨よ」
主人公「歯でゲス!」
と、セリフを書き起こしても何が何やらなのでぜひ動画を見てください。

第2位
「有田ジェネレーション」
(2018年1月18日/TBS)

POINT
残業時に一人きりになった時にパンツ一丁になって開放感を味わうというジェラードンのシュールなコント。安っぽい角刈り風のカツラをかぶって西本のデスクに座ったかみちぃを覗き見た西本の「俺?」の一言に笑う。
こちらも動画をどうぞ。

東京福袋テレビ大賞 2018

東京福袋テレビ大賞 2018
「スマートフォンデュ」
(2018年10月25日/テレビ朝日)

POINT
「2019年の主役は俺たちだ!ネクストブレイク芸人 超ショートネタ祭り」雑な白髪のカツラ、白塗り、黒縁メガネ、白の全身タイツに白いジャケットで「フライドチキンのおっさん」に扮して「グーチョキパーで何作ろう」ネタを演じたふとっちょ☆カウボーイ。今年一番の大笑い。まったく意味がわからない真っ黒なボタン状の目に我々全員のハートがわしづかみにされる。
では、栄えある1位を獲得したふとっちょ☆カウボーイ「フライドチキンのおっさん」の画像をご覧ください。

東京福袋が選ぶ2018年パーソン・オブ・ザ・イヤー

パーソン・オブ・ザ・イヤー
ふとっちょ☆カウボーイ
(アミーパーク所属)

POINT
「ドキュメンタル」で無敵っぷりを見せつけたハリウッドザコシショウ、「さんまのお笑い向上委員会」で相談者やゲストに斜め上から絡んでいきさんまにはペコペコ迎合するという珍芸風を確立し「魔王」として再生したザブングル加藤とで迷ったのだが、やはり「フライドチキンおっさん」のネタで我々の度肝を抜きハートをわしづかみにし腰を砕けさせたふとっちょ☆カウボーイに決定。「あらびき団」の1人目のパフォーマー「ジュニー・ザ・ピンボール」として初めて見た時から、わかりやすい設定にわけのわからぬネタという芸風にブレなし。

ふとっちょカウボーイ
アミー・パーク公式サイトより

東京福袋が選ぶ2018年企画賞

企画賞
「モンスターハウス」
(TBS「水曜日のダウンタウン」)

POINT
10月3日に初回放送、12月27日に完結した全7話の長編。「水曜日のダウンタウン」で手を変え品を変えさまざまなドッキリを仕掛けられ続け、そのたび100点のリアクション、200点のインパクトを与えるクロちゃん(安田大サーカス)ありきの企画。「テラスハウス」を見たことのない我々でもちゃんと戦々恐々とできる親切設計。スタイリッシュなインテリアやオシャレな若者達など一気に吹き飛ぶクロちゃんの破壊力。怖いもの見たさの2ヶ月間に「企画賞」を差し上げたい。

その他のノミネート作品

アンガールズ山根の牧野ステテコのモノマネ
「ものまねグランプリ 男芸人VS女芸人 怒涛のガチバトルSP」(2018年5月22日/日本テレビ)

POINT
この番組のアンガールズは単なる芸人のコントコーナーではなく、ちゃんと似せてくるのが素晴らしい。

野呂佳代のあかつの完コピ
「ゴッドタン 仲直りフレンドパーク 最終ステージ 完コピ対決」(2018年5月5日/テレビ東京)

POINT
交代でアシスタントを務めている朝日奈央と野呂佳代の「仲直りフレンドパーク」。朝日を優等生、野呂をポンコツのデブとキャラづけする演出の凡庸さにはげんなりするが、野呂のあかつの完コピ(すもササイズ)が見事だったのでよし。特に最初の朝青龍の気合の入った掛け声が好き。

現役アイドルにド直球を投げる鈴木拓
「ももクロchan」(2018年4月10日/テレビ朝日)

POINT
あーりん(佐々木彩夏)隊長としおりん(玉井詩織)隊員がハイカロリーなこってりした料理をバカスカ食べる「こってりパトロール」コーナーに登場したドランクドラゴン鈴木拓。天下のアイドルあーりんに面と向かって「だから太るんじゃないですか?」「また徐々に(体重増加が)きてるでしょ?」「リバウンドしますよ」ってイカすぜ鈴拓。

とろサーモン久保田が行く! 大阪・西成「あいりん地区」をぶらり散歩旅
「EXD44」(2018年1月28日/テレビ朝日)

POINT
飲み屋、ホテル、警察署。見るものすべてに驚かされるナイスロケ。

武将様とゴエ爺
「第51回爆笑ヒットパレード2018」(2018年1月1日/フジテレビ)

POINT
武将様とゴエ爺(岩部彰、浅越ゴエ)2018年の幕開けにふさわしいナイスなネタ。武将様とゴエ爺(ミサイルマン岩部彰、ザ・プラン9浅越ゴエ)が披露した後輩芸人のネタを戦国風にアレンジしたネタ。「猫星」(にゃんこスター)、「甲冑ゴエ爺」(ブルゾンちえみ with B)。武将と家来という世界観を保ちつつ元ネタを存分に生かした見事なパロディ。台詞回し、細かい動きの真似も非常にうまい。
ちなみにこの番組内でアキラ100%がシガーボックスネタを失敗して一瞬股間を露出し(たように見えて?)話題に。

調子に乗ってあれもこれもと書いていたら、随分長くなってしまった。最後まで読んでくださってありがとうございます。
来年はもう少し早い時期にまとめたいと思いますのでどうぞよろしく。【み】

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