福ゲーを、作りたいよぉー
芸人のカードゲームがあったら面白くない?
と、ふと思いついた4年前のワタクシ。
ワタクシっていうのは、今これを書いている東京福袋のみやしたです。お初にお目にかかった皆様初めましてどうぞよろしく。何度もこのブログを読んでくださっている皆様いつもありがとうございます。
カードバトルみたいなのとか、トランプゲームみたいなのとか、シンプルで手軽に遊べるゲームがいい。
でもカードのメンツは事務所の壁を超えて(つまり吉本興業だけではなくて!)、ワタナベもマセキもホリプロもグレープカンパニーも全部まぜこぜに入っていてほしい。
軽く検索してみたところ、どうも私がイメージしているような芸人のカードゲームは流通していない模様。
ならば仕方ない。
自分で作りましょう。
そういえば小さい頃はオリジナルのすごろくを作ったり、パソコン通信時代には自分で考えたゲームを仲間と一緒に遊んでもらったり、ゲームを作るのが嫌いじゃない人生。
90年代にはMacに標準装備されていたHyperCardというソフトを使って我流でバカバカしいゲームを作ったりもしていたが、あいにく今のMacにはHyperCardがついてこない。
なんでよ! なんでやめちゃったのよApple!
とはいえ、今どきキッズでも楽しくプログラミングできるようなプログラミング方法がいくらでもありそうだけれど、今からそれを探して比較検討してイチから学ぶのがしんどい。
あゝ哀しや時の流れ。あゝ情けなや加齢。
というわけで、デジタルはあきらめ、手軽に作れそうな紙のカードゲームを作ることにした。
マヂカルラブリーの野田クリスタルが作ったゲームを「野田ゲー」と称しているのにならい、ワタクシ東京福袋みやしたの自作ゲームを「福ゲー」と名づけた。そう、今、思いつきで名づけた。
野田さん便乗してごめんなさい。
第一弾は「芸人ポーカー」
福ゲーの第一弾は2017年に作った「芸人ポーカー」。
これは、名前、誕生日、芸歴、所属事務所、出身地、受賞歴等が書かれた人気芸人達のカード189枚(内ワイルドカード的な使い方を想定したレジェンドカードが12枚)を使い、ポーカーのルールで遊ぶというゲームである。
なお189枚には何の意味もない。
自分が知っている芸人を全部カードにしたら1000枚超え必至。作るのが大変すぎるので、泣く泣く絞ってこの枚数なのだ。
それにしてもキリが悪すぎない? 189枚まで作ったなら200枚でいいじゃん。せめて1枚増やして全190枚にすればよかったじゃん。そこんとこどうなの4年前の私よ。
なお、カードのデータはウィキペディアを参照した。
ウィキペディアは間違いが多いとの指摘があるのは承知しているが、今回は正しいデータも誤ったデータもすべて平等に2017年秋現在のウィキペディア準拠。
このゲームを配布とか販売する場合はもっときちんと作成しなければならないだろうが、自宅用なのでご容赦願いたい。
データの管理はGoogleスプレッドシートを利用した。
エクセルみたいなアレ。
そして、カードのデザインはPhotoshopで作成。
所属事務所ごとに色違いのデザインを作り、名刺やショップカードに使う市販の用紙に「宛名職人」で自宅のプリンターで事務所ごとに差し込み印刷した。
カードは189枚もあるし、さらに印刷ミスやデータの直しなどもあって、ラベル用紙を何袋も買って予想外の出費になってしまった記憶がある。
年賀状の宛名印刷にかなり長いこと使っている「宛名職人」だが、ハガキだけではなくラベル印刷にも対応しているのをこの時初めて知った。
「芸人ポーカー」の役
なお、ゲームの「
麻雀とかポーカーをやったことがない方もいるかもしれないので為念。
花札・マージャン・トランプなどで、ある条件がそろって特定の点数などを加える権利が生じること。また、そのような札や牌 (パイ) の組み合わせ。「高い役で上がる」
さて、 これはナイツ土屋とクロちゃんの芸歴16年で「ワンペア」の役。
これはサンド伊達、団長安田、チュート福田の芸歴19年の「スリーカード」の役。
やれ養成所に入った年からだの卒業した年からだの舞台に立ってお金を貰った時からだの芸歴の数え方は何かと難しいと聞くが、今回は思いきって全てウィキペディア準拠。
これは芸歴が9年、10年、11年、12年、13年と並んだ「ストレート」の役。
不精して連続印刷したせいかあちこちズレてしまったのが痛恨。我が家のプリンタの場合、厚手の用紙は1枚ずつ入れなくちゃ駄目らしい。
これは枚数が圧倒的に多いので一番作りやすい「吉本フラッシュ」の役。
芸歴 「21」年の芸人が4人揃って「フォーカード」の役。
同じ数字のカード4枚+オールマイティに使えるレジェンドカードで「ファイブカード」の役。
レジェンドカードとは?
「レジェンドカード」というのはジョーカー代わりに使うことを想定して作ったカード。
全189枚中12枚入っている。
明石家さんま/渥美清/植木等/榎本健一/志村けん/立川談志/タモリ/萩本欽一/ビートたけし/藤山寛美/柳家金語楼/横山やすし
カルビーのプロ野球チップスを買った時、現役じゃないレジェンド選手のカードが出てくるととても嬉しいので、「芸人ポーカー」でも取り入れてみた。
どうですか、このメンツ。
本当はプロ野球チップスのようにピカピカ光るデザインにしたかったのだけれど、我が家の貧弱なプリンタには荷が重すぎるのでそれはあきらめた。
トランプでプレイするホンモノのポーカーの場合、同じ数字のカードは4枚(♥◆♠♣)しかないので、ジョーカーを入れないと「ファイブカード」が成立しないのだけれど、「芸人カード」では4枚以上同じ数字のカードがたまにあるのでレジェンドカードなしでも「ファイブカード」が作れるのだ。
そして、レジェンドカードも12枚あるので、レジェンドだけでファイブカードも狙える。
「レジェンドフラッシュ」で高得点ゲットだぜ!【み】