テレビをこじらせた東京福袋が書いたノンキなテレビコラム集。

KOUGU維新いよいよ聖夜に舞台へ見参! アクスタどれ買う?

聖夜

ついに発表されたKOUGU維新のライブイベント。
題して「最初で最後のミュージカル KOUGU維新±0 ~聖夜ヲ廻ル大工陣~」。
「有吉の壁」の過去の放送回や未公開分などを配信しているHuluで、12月24日に有料配信されるという。

2.5次元方面に疎い私などには、もう読み方すらわからないきらびやかなタイトルである。
「コウグイシン プラスマイナスゼロ セイヤヲメグルダイクジン」で合ってますか?
なお、チケット販売ページによると「クリスマスを舞台に歌に踊りに大暴れ!「プラスドライバ」と生き別れの兄「マイナスドライバ」の絆を紡ぐストーリー」だそうだ。
で、「エミュ」って何のタグよ! ニュージーランドにいる飛べないトリ? と一瞬思ったが、これ、「エミュ」じゃなくて「工ミュ」だね。KOUGU維新のミュージカルだから「こうみゅ」。

「JUNE」の創刊号を友達に借りて読んでいたとか、授業中に新卒の男性の先生達を題材にBL小説もどきを書くとか(見つかって放課後に職員室に呼び出された)、プリンス・ハイネル派としてプリンス・シャーキン派と熱き議論を交わすとか、若い頃は私もそれなりにその手のマインドを持っていたのにいつの間にか萌えたり尊んだりする文化から遠ざかってしまった。

そんなわけで昨今の2.5次元アイドルブームにもピンとこないのだが、思い起こせば「戦国鍋TV」はリアルタイムで毎週楽しんでいた私だ。
もちろん贔屓は「信長と蘭丸」。「うつけバーNOBU」のノブママも良かった。あと「戦国ヤンキー」の上杉謙信も好き。中の人は実は紅白にも出るような有名な歌手と後から知ってビックリしたよね。
おそらく若い頃のあれやこれやの蓄積のおかげで「戦国鍋TV」を楽しめたのだと思う。ありがたいことである。40数年前に「JUNE」を貸してくれたAちゃんありがとう。

そしてそれから10年、純粋お笑い番組「有吉の壁」に彗星のごとく現れた「KOUGU維新」というコンテンツがもう面白くて仕方ない。
2.5次元アイドル的なるもの×「戦国鍋TV」のテイスト×第一線の芸人達という素晴らしいコラボレーション。
笑い抜きで2.5次元のパロディに徹し、とにかく真剣に取り組んでいるリーダー格のきつねが素晴らしいし、次々と個性の違うキャラが投入されるのもたまらない。
キャラの個性を際立たせる衣装よし、いかにもな音楽よし。さらにKOUGUメンバーを麗しく仕上げる「有吉の壁」スタッフのメイク技術の高さも見逃せない。

先週「第一章 完」と銘打った「KOUGU維新」の最終回がオンエアされたが、次の展開は舞台と予想していた。
もちろん親方の皆様もそう思ってたでしょ?
もともと2.5次元アイドルといえば舞台なのだし、「戦国鍋TV」も何度もライブイベントを開催していたしね。

ただ、私はKOUGU維新に本気で夢中になっているわけではなく、ちょっと遠巻きに面白がっているだけなので、もしライブイベントが開かれたら会場に行くのはちょっとなあ、と思うのである。みんなと一緒にピカピカの派手なうちわやペンライトを振ったらさぞ楽しいだろうとも思うのだけれど、他の親方の皆さんとの温度差が気になるのだ。
さらに私は身体があまり丈夫じゃない上に年齢的にも注意が必要なため、このコロナ禍の中、イベント会場に行くのはためらわれる。

ところが!
今回の「ミュージカルKOUGU維新±0 ~聖夜ヲ廻ル大工陣~」はHuluでの配信というではないか!
自宅に居ながらにしてKOUGU維新の舞台が見られるなんてありがたいにもほどがある。

しかもKOUGUグッズも大量にリリースされるという。
ランダム缶バッジ、クリアファイル&ステッカー、ブロマイド、そしてアクリルスタンドという笑い一切抜きの真っ向勝負なアイドルグッズ。イラストバージョンと写真バージョンの2種類ある缶バッジは9種ランダムというあたりも本格的だ。
「有吉の壁」とKOUGU維新を心から応援する者として、是非グッズを購入して燃え盛る応援心を満足させたい。

ところで、アニメグッズやタレントグッズとして「アクリルスタンド」が登場したのはいつごろだろうか。
たぶん普及したのはこの10年以内だと思うのだが、どうせなら立体的なフィギュアやぬいぐるみの方が良くない? なんか薄っぺらいじゃん!

と、長らく敬遠していた私だが、最近縁あって1体入手した。
高さ17cmほどの小さなアクスタをパソコンの前に置いてあるのだが、見ると必ず目が合う。見ると必ず満面の笑顔だ。そして見ると必ず手を振っている。嬉しくなって私も手を振り返す。
これか! これが“尊い”という感情なのか?!

ファンクラブ限定配信イベントのチケットと一緒に送られてきたももクロの赤こと百田夏菜子のアクスタ。

というわけでアクスタに対する不信感はすっかり消え去り、KOUGU維新のアクスタ買う気満々である。
今回リリースされるのは、ミュージカルに出演するきつね(大津広次、淡路幸誠)、トム・ブラウン(布川ひろき、みちお)、水川かたまり(空気階段)、ほしのディスコ(パーパー)、ワタリ119、向井慧(パンサー)、石橋遼大(四千頭身)の9種各1000円。
まあ、オリジナルメンバーのきつねのふたりは欲しいよね。トムブラみちおの鉄槌は異色だしキャラがとても良いので是非欲しい。
恐ろしいほどメイクが映える美貌の空気階段かたまりは絶対ハズせないし、あー、パーパーほしのはどうしようかなあ。最初の衣装がよく似合ってたので二代目の衣装なのが惜しいな。四千頭身石橋は可愛いしー。

……って、全員まとめて買っても9000円じゃん!
税込で9900円? 送料は1200円くらいかしらん。コミコミで12000円弱という感じ? 私、数字弱いからテキトーだけど!
でもなあ、9人並べて置く場所があるだろうか。ももクロ赤も一緒に並べたら10人の大所帯だ。
12月19日のグッズ発売開始を前におおいに悩む私である。

先週の最終回でKOUGU維新に滑り込んだ三四郎小宮とかが屋賀屋は、残念ながらミュージカルのメンバー入りは果たせなかった。
いや本当に惜しいなあ。欲しかったなあ、南蛮人の格好の小宮のアクスタ。【み】