テレビをこじらせた東京福袋が書いたノンキなテレビコラム集。

金メダリスト・田村亮子選手

今さら書くのもアレだけど、「金メダルにチュ」である。
我々東京福袋の間では、シドニーオリンピックの特集が流れていると、ギリギリまでテレビから目を離さずちょうど「チュ」のシーンになったところで目をそらした方が勝ち(つまり見ちゃった方が負け)という誠に大人げないゲームが流行中。吉野40歳、みやした37歳。なにやってんだか。
さて、私が尊敬するナンシー関画伯のWebサイトのトップコラムに「チュ」イラスト画像がアップされている。おそらく彫るだろうとは思っていたが、実際に目にするとえらいインパクトである。
また、ナンシー画伯は10/2付のトップコラム「オリンピックが終わって寂しいな(うそ)」では、田村選手のことを頑なに「ヤワラさん」と表記している。
「ヤワラちゃん」じゃなくて「ヤワラさん」。ナンシー画伯の重苦しい胸の内がしみじみと伝わってくるような表記である。
家族や友人が彼女のことをなんと呼ぼうと構わない。
ヤワラちゃんだろうがジュリエッタちゃんだろうが梅宮アンナちゃんだろうが、好きに呼べばいい。なんならブリジッド・バルドーちゃんでも吉田松陰ちゃんでも魯迅ちゃんでもいい。
だが、少なくともマスコミは、きちんと「田村亮子選手」あるいは「田村亮子」と呼ぼうじゃないか。局アナや新聞が「ヤワラちゃん」「ヤワラちゃん」と浮かれているのは見苦しいよ。
そういえば、テレビ朝日のプロ野球中継で、中継アナが解説の松沼博久氏に向かって「あにやん」と呼びかけていたのを聞いた時には腰が砕けたね。フランク過ぎ。
そりゃ確かに兄弟でプロ野球入りした松沼氏の愛称は「あにやん」だろうが、実況中継で「あにやん、これはシンカーですかね?」「あにやん、今の走塁をどう思われますか?」とか言われた日にゃあ、緊迫した場面も台無しである。
マスコミの皆さん、「ヤワラちゃん」じゃなくて田村選手、「あにやん」じゃなくて「松沼さん」と呼んでくれ。スポーツニュースや実況中継、新聞紙上では、きちんと名前で呼んでくれ、頼むから。田村選手のことをジュリエッタちゃんと呼びたかったら、プライベートな場で思う存分呼んでくれ、頼むから。【み】

MEMO
ナンシー関画伯の田村選手のイラストはコチラ