テレビをこじらせた東京福袋が書いたノンキなテレビコラム集。

全国高校ウォーターボーイズ選手権

シンクロナイズドスイミング

ドラマ「ウォーターボーイズ2」の放送が終了した9月21日、「全国高校ウォーターボーイズ選手権」(フジテレビ/19:00〜20:54)が放映された。映画・ドラマをさらに広げ、実在の競技にしてしまおうという発想である。
サイトには「第1回」の表記も見られ、毎年開催への含みも持たせている。番組を見てみると案の定「笑いと涙の感動もの」に仕立て上げられていた。

よく知られているように映画「ウォーターボーイズ」のモデルとなったのは埼玉県立川越高校水泳部である。
彼らが1988年文化祭の催しとして始めたのがオリジナルである。彼らの公式サイトにもあるように当初の動機は「目立つことをしたい」「模擬店の客寄せ」であった。そして今後も「学園祭期間限定の『本気の遊び』であり続ける」としている。そう、全てはシャレだったのだ。
自分たちがシャレで始めたアイデアが、第三者の手で競技として主催され、感動のストーリーをつむぎ出すしかけになっている。
川越高校の水泳部とそのOBはどんな心持でこれを眺めているのだろうか。【吉】