先週の予告から期待がふくらんでいた「くりぃむナンチャラ」の「日本エレキテル連合代役オーディション」（2014年10月31日／テレビ朝日）が予想通り大変面白かった。
「2014年大ブレイクした日本エレキテル連合、忙しすぎて年末に向けてすべての仕事は受けられないはずなので、代役を探すオーディションを開催」というトボけた企画。
ちなみに日本エレキテル連合は出演していない。ご本人達がいない所で勝手に開催されるオーディションなのだ。
挑戦者は阿佐ヶ谷姉妹、流れ星、とろサーモン、ザブングル。
ルールは以下の通り。
～ルール～
「くりぃむナンチャラ」公式サイトより
▼制限時間5分で、日本エレキテル連合の代表的ネタのキャラクターである
「朱美ちゃん」と「細貝さん」のメイクを忠実に再現
▼メイク後、日本エレキテル連合のネタを再現
▼メイクとネタの完成度を合わせて、上田が500点満点で採点
結婚式のコメントを撮る企画と聞かされスタジオにやってきた参加者達は、いきなりこの謎のオーディションに参加させられ、お手本なしの記憶頼りのメイクとコントの台詞に苦心しながら奮闘する。
- 流れ星と阿佐ヶ谷姉妹が揃って「湯布院」のワードを出して大笑い。やっぱりこのコントにユフインはマストだよね。
- ザブングル加藤の朱美ちゃんはメイクも台詞も動きも完璧。松尾が細貝さんの「いいじゃあないのー」を出せなかったのが惜しい。
- オリジナル通りに細貝さんがメーカーに電話している最中に声を落として「ダメよダメダメ」を言い続けた流れ星瀧上もポイント高し。
- とろサーモンの出来が二人揃って酷かったのは、よしもと芸人はエレキテルと共演する機会が少ないというハンディのせいかもしれない。
審査員のくりぃむ上田によると、阿佐ヶ谷姉妹はカツラが金髪だったこと、ザブングルは「いいじゃないの」を言わなかったのがマイナスポイント。
さて、上田の独断で決定した優勝は阿佐ヶ谷姉妹。理由は日本エレキテル連合と「性別が近かった」から、だって。
ああ、面白かった。このオーディションシリーズ、続けてほしいなあ。【み】