テレビをこじらせた東京福袋が書いたノンキなテレビコラム集。

「おはよう!こどもショー」最終回にデビュー前のあの人が!

子ども

「君は悲しいこども番組『なんじゃもんじゃドン!』を知っているか」で紹介した横浜の放送ライブラリー。そこでもう1つ掘り出し物を見つけたのでお知らせしたい。
この放送ライブラリー、収蔵しているプログラム数がそれほど多くなく、第1回、あるいは最終回しか閲覧できない番組も多い。
「おはよう!こどもショー(1965.11〜1980.9、日テレ)」も最終回の「のどじまんグランドチャンピオン大会」だけ視聴できた。

司会は大橋恵里子と○○栗之助(名字失念)、ゲストは榊原郁恵と森昌子、そしてもちろんロバ君もいる。
小学生くらいの子供が歌う「舟唄」「峰子のマドロスさん」というラインナップに痺れたり、ロバ君が意外に邪険に扱われているのを再発見したりしたが、ただ子供が歌うだけのこの番組を最後まで見たのはある予感があったからである。誰か後にメジャーになった人物が出ていやしまいか、と。

そしてその予感は当たった。最後から2人目、登場したのはデビュー前の岩井小百合であった。
メジャーじゃないじゃん、誰その人、と若い人は言うかもしれない。しかしこの3年後彼女は横浜銀蝿のマスコットガールとしてデビューするのだよ。横浜銀蝿を知らない? うーん、調べてください。

彼女が歌ったのは松田聖子の「青い珊瑚礁」。参加者の中で一番シナをつくった歌い方を披露し、3年後のデビュー当時よりよほどこなれた感じなのがちょっとイヤな感じ。
結局優勝は逃したのだが(優勝および準優勝は「ちびまる子ちゃん」の野口さん似の女子。別に姉妹ではないのだが、2人とも野口に似てんだこれが)、最後の大橋恵里子の「この中から歌手が生まれるかもしれませんね」というお座なりなシメが、現実化してしまったというところか。【吉】