有吉の壁▼サンシャインシティで爆笑ネタ▼ブレイク芸人パーカーJr&きつね(秘)新作
Data
- 2020年8月12日(水)
- 日本テレビ
Cast
- MC:有吉弘行/アシスタント:佐藤栞里
- タイムマシーン3号(山本浩司、関太)、チョコレートプラネット(松尾駿、長田庄平)、シソンヌ(長谷川忍、じろう)、トム・ブラウン(みちお、布川ひろき)、ジャングルポケット(おたけ、太田博久、斉藤慎二)、ぺこぱ(松陰寺太勇、シュウペイ)、さらば青春の光(東ブクロ、森田哲矢)、とにかく明るい安村、四千頭身(都築拓紀、石橋遼大、後藤拓実)、パーパー(ほしのディスコ、あいなぷぅ)、アルコ&ピース(平子祐希、酒井健太)、ハナコ(菊田竜大、秋山寛貴)、クロスバー直撃(渡邊孝平、前野悠介)、きつね(淡路幸誠、大津広次)、空気階段(水川かたまり、鈴木もぐら)、三四郎(相田周二、小宮浩信)、サンシャイン池崎、パンサー(尾形貴弘、菅良太郎、向井慧)、友近、ワタリ119、ゾフィー(上田航平、サイトウナオキ)、宮川英二(ボーイフレンド)、リロイ太郎(コロナクラウン)、小川暖奈(スパイク)
一般人の壁を超えろ! おもしろサンシャインシティの人選手権
サンシャイン60展望台
演者 | ネタ | 判定 |
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タイムマシーン3号 | 窓をバンジーコーナーに見立て「いや、無理無理無理、60階でしょ!」「安全ですから。ちゃんと紐もついてるから大丈夫」。客(山本)が紐をたぐると紐の先はスタッフ(関)が持っていた。 | ○ |
チョコレートプラネット、シソンヌ | 映画「マトリックス」のネオ(長田)とモーフィアス(松尾)のところにエージェント・スミス(長谷川)登場…かと思ったらネオは肩を叩かれ撮影クルー(じろう)も出てくる。エージェント・スミスじゃなくて「逃走中」のハンターだった。 | ○ |
トム・ブラウン | 「東京弾丸フライト」を「人間大砲エアライン」に見立て出発を案内するCA(布川)、大砲で韓国へ飛ぼうとしている客(みちお)。スタッフさんが誤って目的地を韓国じゃなくて大宮に設定してしまった。 |
○ |
ジャングルポケット | 「スウィングコースター」でブランコ型コースターに乗ってVR体験中の客(おたけ)。「うわあああ! 助けて! 死にたくない!」と大騒ぎ。それを見て並んでいた客(斉藤)がおそれをなす。慌てて「そこまでのやつじゃないですよ」とまわりの客に説明するスタッフ(太田)。 | ○ |
ぺこぱ | ゴムパッチンで度胸試しをしているふたり。先にゴムを口から離したほうが負け。負けたら第7世代脱退。ゴムをくわえて徐々に離れていくふたり、しかし松陰寺がローラーシューズでついてきてしまう。 | ○ |
さらば青春の光 | 食い逃げ犯(森田)とそれを追う店員(東ブクロ)、しかし通路や壁の模様のせいでまっすぐ走れず斜めになったり転んだり。
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○ |
とにかく明るい安村 | 星の形の照明の前に座っていただけなのに背中に星型の火傷をしてしまったとスタッフさんに激しく訴えている男。「いやでも安村さんスターだからいいんじゃないですか?」「へへへへ〜」オードリーの漫才の間で笑い合うふたり。 | ☓ |
四千頭身 | 展望台の窓からカメラを構えスクープ探しをしている記者達(後藤、都筑)。ホテルから女性同伴で出てきた四千頭身の石橋を見つけたので急いで現場へ走っていく記者達。その直後に石橋本人が現れ「オレに似た人いっぱいいるからな〜」。 | ○ |
パーパー、アルコ&ピース | 韓国ドラマ「愛の不時着」指ハートの名シーン。 | ○ |
プラネタリウム“満天”
演者 | ネタ | 判定 |
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ハナコ(菊田竜大、秋山寛貴) | プラネタリウムのチケットを買った秋山、販売スタッフ(菊田)から特典の「にゃんこスターの星」を貰う。「全然旬でもないんで要らないですこれ」。 | ○ |
クロスバー直撃 | ATMでお金をおろしている男(渡邊)、札ではなく大量のプリングルスが飛び出してきてビックリ。工作が得意な前野手作りのATM。 | ○ |
きつね | フェイスパック“小顔撫子”をレポート中の「日テレポシュレ」のくわばたおはら(淡路、大津)。「10枚で29800円」が「本日は日テレポシュレ限定でなんと29円」。 | ○ |
空気階段 | プラネタリウム入口でコロナ対策の検温を受けるふたり。かたまりはOKで中に入ったがもぐらは体温計に反応がないということでスタッフさんに「服を脱いでください。お尻でさせていただければ」と言われズボンを脱いだもぐらは尻に体温計を差し込まれる。女性スタッフの達者な演技が光る。 | ○ |
三四郎、タイムマシーン3号 | プラネタリウムの「芝シート」でゴルフのスイング解説のポーズをとっている4人。スタッフさんに見つかり「またお前らか! ゴルフ場へ行け! 帰れ!」と怒られる。 |
○ |
さらば青春の光 | ここのプラネタリウムに初めて来たのでとても楽しみにしている森田に「最初はくちょう座来んねん」「次こと座来んねん」と先にどんどん解説してしまう東ブクロ。「もう言うなって! 見て、あ〜あれ何座かなとか言いたいねん!」。 | ○ |
シソンヌ | いつもの「ラーメン二郎」から転職した人(じろう)がプラネタリウムのスタッフ(長谷川)にプラネタリウム上映後の退館アナウンスを教わっている。「前の仕事のことは忘れて心機一転がんばってください。ちょっとやってみましょう」と促されアナウンスの練習をするが「本日はご来店」「ご来館ですね」「ご来館まことにありがとうございます。お客様にご案内申し上げます。お帰りの際…ニンニク入れますか?」。やはりこの職場でもダメだった! | ○ |
ナンジャタウン 福袋七丁目商店街/ドッキンガム広場
演者 | ネタ | 判定 |
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サンシャイン池崎 | ナジャヴとナジャミーと遊んでいるネコ好きの池崎。そこへモジャヴがやってきたので池崎が猫じゃらしで誘うと突き飛ばされ不自然に積んであった段ボール箱の下敷きに。 | ☓ |
四千頭身 | 「下がってきてるから!」必死に鳥居を支える四千頭身、3人に促され先に進む有吉と佐藤。 | ☓ |
アルコ&ピース、とにかく明るい安村 | 「力道山に会わせてやる」と言って子ども(酒井)から金を巻き上げる悪い大人(平子)。力道山だといって一瞬だけ顔を出したのは安村だったが子どもは騙されてしまうという昭和風コント。 | ○ |
チョコレートプラネット | 街角で靴磨きをする少年(松尾)、彼の靴磨きの腕を褒め袋に入った何かを渡して去っていく客(長田)。少年が袋を開けると化粧品が入っていた。「化粧品? 女じゃねえっつうの!」。そこにナレーション「これが後のIKKOである」。 | ○ |
尾形貴弘(パンサー) | 「爆裂!蚊取り大作戦」の中から全身蚊まみれの尾形が出てくる。「これどうしたらいいの!?」と騒ぐ尾形をスタッフさん達がスリッパで容赦なくひっぱたく。 |
☓ |
三四郎 | 不動産屋に掲示されている張り紙を見ながら「どの土地にしようかな〜」と悩んでいる男(小宮)。そこに現れた男(相田)が「全部大体上がるよ。1974年のオイルショックと1990年代のバブル崩壊さえ乗り越えれば全部上がるよ」。「あなた誰なんですか?」「令和から来た男です」。「テレビは一家一台の時代になるよ。白黒からカラーになるよ。薄くなるよ〜。中村玉緒と勝新太郎結婚するよ。あとタバコはなかなか吸えなくなる時代だから今のうち吸っときな」。 | ○ |
ハナコ(菊田竜大、秋山寛貴) | 映画館の前で「いい映画だった」「どんどん差がついていくな」「解散とかないよね?」と語り合っている菊田と秋山。ふたりが見ていたのは今日収録に参加していない岡部主演の「男はつらいよ」のポスター。 | ○ |
パンサー(菅良太郎、向井慧) | 「銭湯クイズどんぶらQ」に「パラパラ踊った後にパラパラな事言います。1回2000円」の張り紙。向井が2000円払うとパラパラおじさん(菅)が動く「タコ」や「カエル」と一緒に踊って一言「チャーハン」。 |
○ |
菊田竜大(ハナコ)、森田哲矢(さらば青春の光)、ぺこぱ、トム・ブラウン | 神主(松陰寺)の前で懺悔する人達。菊田は「ヨメに内緒で6万円のリュックを買った」、シュウペイは「芸人なのにアイドルみたいなインスタライブしてます」、森田は「エンタのスタッフとめちゃくちゃモメたことがある」、みちおは「フィリピンパブの女の子にZoomで癒やしてもらっている」。神主はそれぞれお祓いした後全員に「悪くないだろう」。そこに布川が現れ、みちおの頭と自分の手を消毒してからみちおの頭を叩いて「ダメー!」。 | ☓ |
ナンジャタウン もののけ番外地
演者 | ネタ | 判定 |
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きつね | ゾンビ(大津)が守るホームベースに隙を盗んで滑り込んだ新庄剛志(淡路)。 | ○ |
パーパー | デート中のカップル。怖がる彼女(あいなぷぅ)を尻目に天狗の婆さんがやっている蕎麦屋のカウンターに手を差し入れる彼氏(ほしの)。手を引き出してみると血だらけ。パニックになるふたり。 | ○ |
尾形貴弘(パンサー) | 「地獄便所」の個室のドアを開けると便器に頭を突っ込んで逆立ちしている尾形がいたので即「☓」判定。しかしそのまま有吉が移動しようとしないので頭に血が上がって苦しい尾形は「もうバツでいいです! もう行ってください!」。 |
☓ |
流行語大賞の壁を超えろ! ブレイク芸人選手権2020
演者 | ネタ | 判定 |
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とにかく明るい安村 | 「ニオイが消えるほど強くなる」 消臭拳の使い手リー |
☓ |
友近 | 「時代は動いています」 ワンサポンナタイムイン麗子さん |
○ |
きつね | 「命宿し工具 2.7次元アイドル」 KOUGU維新 |
○ |
ワタリ119 | 「こんな人いそう!」 妄想少年 磯尾くん |
☓ |
トム・ブラウン | 「言葉の遺伝子組み換え」 アナグラム研究所 |
○ |
シソンヌ | 「余計な一言にご用心」 気絶姫 キヨコ |
○ |
ゾフィー | 「チャラい大人をぶった斬る」 毒舌スケ坊や |
○ |
チョコレートプラネット、小川暖奈(スパイク)、宮川英二(ボーイフレンド)、リロイ太郎(コロナクラウン) | Mr.パーカーJr.に強敵現る! | ○ |
番組の感想
前半は池袋のサンシャインシティでロケをした「一般人の壁を超えろ! おもしろサンシャインシティの人選手権」。
昭和中期風の雰囲気で作られた「ナンジャタウン」の「福袋七丁目商店街」のハナコの「岡部主演の『男はつらいよ』のポスター」には唸った。

なるほど、ハナコ岡部は渥美清というか寅さんっぽい雰囲気がある。収録に参加できなかった岡部をポスターで登場させるアイデアも素晴らしい。
そもそも渥美清はトリオの芸人だったし、岡部はNHKの朝ドラに出ていたのから役者志向があるのだろうし、岡部の二代目寅さん襲名、ひょっとしたらいつか現実化するかもしれない。
やはり「福袋七丁目商店街」のチョコレートプラネットの「靴磨きをしていたIKKOの少年時代」に大笑い。「まさかそこに着地するか!」というオチ。
といっても有吉が言っていた通り、IKKOさんはそんな年齢じゃない。IKKOさんは1962年生まれなので、少なくとも東京の街角で子どもが靴磨きしていた時代には間に合わない。私は東京出身でIKKOさんと同い年だけど子どもの靴磨きは見た覚えがない。だが、その時代錯誤も含めて面白い。さすがはチョコプラ、センスいいよね。
ちなみに暁テル子のヒット曲「東京シューシャインボーイ」は1951年、宮城まり子の「ガード下の靴みがき」は1955年発売。
パンサー尾形の顔をスリッパで張り飛ばしたり、安村とオードリーの漫才風に笑い合ったり、空気階段もぐらの尻で検温するマネをしたり、アミューズメント施設だけあってスタッフさん達の演技が巧い。
そして、後半は「流行語大賞の壁を超えろ! ブレイク芸人選手権2020」。
祝! KOUGU維新再登場!
ネタが終わってからの有吉とのやりとりが良かった。
有吉
大津
有吉
大津
新曲はふたりが背中合わせになり、やっとこが「雪だ…」とつぶやくところ。界隈をよくご存知の方が企画に噛んでいるとみた。
どこへ向かおうとしているのかKOUGU維新! 面白いからもっとやれ!
「Mr.パーカーJr.」新展開。さらに新キャラ追加!
工事用ヘルメット&作業服で「♪安全第一、安全第一」のテーマ曲でポーズをキメる「マスターヘルメットナイト」。
アフリカの民族衣装に身を包んだアフリカバンダーナのテーマ曲は「♪ダーナ ダーナ バンダーナ」。アイテムはもちろんバンダナ。
今回も最後に重々しいナレーションが入る。
アフリカバンダーナに仲間をすべて奪われたMr.パーカーJr.
その時、Mr.パーカーJr.の体に異変が!
次回「さよなら Mr.パーカーJr.」。
この劇団(?)のキャラを整理しておくと以下の通り。
アフリカンという設定の「アフリカバンダーナ」にハーフのリロイ太郎を起用したのはまあともかくとして、スパイク小川とボーイフレンド宮川の加入にモヤモヤが残る。壁の常連芸人の中で調達しなかったのは何故だ。
- Mr.パーカーJr.(チョコプラ長田)
- Dr.タートルネック(チョコプラ松尾)
- Missカンカンガール(スパイク小川暖奈)
- マスターヘルメットナイト(ボーイフレンド宮川英二)
- アフリカバンダーナ(リロイ太郎)
シソンヌの「気絶姫キヨコ」は大友克洋原作のアニメ「AKIRA」のパロディ。
「AKIRA」のキヨコは9歳で肉体の成長が止まり、老化だけが進行した未来予知能力者だ。


すぐに気絶しちゃうキヨコよりも、大きな声でガーガーわめく長谷川が演じたモヒカンの軍人(「AKIRA」の大佐?)の方が目立っていたのを有吉にツッコまれていた。
シソンヌも有吉も「AKIRA」に一切言及していなかったのが少々気になった。じろうなんか「新キャラ見つけました!」とか嬉しそうに言ってたものね。【み】
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