2026年1月の月の歌「ピンチピンチマーチ」。景気の良いブラスの伴奏や「だいじょ〜ぶ」「なんとかな〜る」といった語感が楽しい歌です。
楽曲も良いのですが、歌のクリップがとにかくステキすぎると思いませんか?
兄姉映像至上主義+インパクトソングをこよなく愛するワタクシ的には今年度最高のクリップ、いいえ、これぞゆうまや二人クリップの最終形態と断言してしまいましょう。
というわけで、見どころだらけの「ピンチピンチマーチ」の5つの魅力に迫ります。
緑の髪の少年
クシャクシャの緑色のウィッグにヘロヘロのTシャツを着た幼ない男の子に扮した我らがゆういちろうお兄さんが、「わあ〜 どうしよう?」 (裏声)と嘆くところから始まる「ピンチピンチマーチ」。
度肝を抜かれました。可愛すぎて。
いや、可愛いのは確かなのですが、それより謎が多すぎます。
なぜグリーンヘア。なぜ裏声。
Tシャツはオーバーサイズだし、しかも胸元に重たそうなスパゲティが盛大にこぼれていてTシャツの襟ぐりが伸びちゃってるし(オーバーサイズTシャツの理由は後で明らかになります)。
昨今のゆういちろうお兄さんは、歌もダンスも絶好調だし、安定感抜群の頼りになるおにいさん。
ただし、達観したような「ですます調」で飄々と話すとか、一歩下がって全体を見守っている雰囲気が醸し出されているとか、そういえば以前よりもハリキリ&オモシロ系の演技が控えめな気もします。
なんというか、枯淡の境地に達している感じなのです。
今年度は5月の月の歌「がんばレンジャーズ」のクリップでサイケな “じじレンジャー” に扮してとんでもない弾け方をしていましたが、このクリップでは他の3人も同じようにおサイケな祖母&父母役で弾けまくっていたので、番組的には通常運転といえましょう(こういう感じの祖父母&父母のキャラは斬新でしたが)。
また、8月の月の歌「ボン!とうまれたぼくたちは」では、本格派アイドル系ソングに挑戦。
でも、「ボン!とうまれたぼくたちは」のクリップは和夢お兄さんの鍛え上げた見事な上腕二頭筋とカッコいい笑顔があまりにも目立っていたため、和夢お兄さんにばかり注目して見ていました。
そして、今年度一番のインパクトソング、10月の月の歌「いいんだよ!インド洋!陰と陽!」も同様です。
ゆういちろうお兄さん&まやお姉さんがボリウッドダンス風の衣装と振付で大増殖して踊りまくる愉快なクリップでしたが、これもやはり濃いめのメイクに艶やかな衣装のまやお姉さんのほうが目立っていた気がします。
そこへいくと「ピンチピンチマーチ」のゆういちろうお兄さんはインパクト抜群、可愛さ炸裂。
あまりに可愛すぎて「わあ〜、どうしよう?」(裏声)と叫んでしまう日々です。
くるりんまつ毛の女の子
「ピンチピンチマーチ」の2番は、高く盛り上げたコッパーブロンドのウィッグに赤いリボンを結び、水玉模様のカントリー調ドレス&ドロワーズというベラボーにキュートな衣装で幼い女の子に扮したまやお姉さんが、マグカップの取っ手を破損するというピンチを迎えています。
このまやちゃんがとにかく可愛すぎるのです。
丸いほっぺと丸いお鼻が可愛いし、ヘアメイクも衣装も100点満点の仕上がり。まるでお人形さんみたい。
両足を投げ出して床に座る格好も可愛いし、パチパチまばたきするのも可愛いし、困っている時の微妙な表情がこれまたウルトラキュート。
「たぶんパパにも しかられる」という歌詞のところで、まやちゃんが想像する怒ったおヒゲのパパはなんとまやお姉さんが二役で演じています。可愛すぎるパパ!
1番に出てくる緑のアフロヘアのママはゆういちろうお兄さんによる二役でした。我が子の失敗に驚いて頭を抱えるママの演技が絶妙です。
緑の瞳に恋してる
そして!
さらにビックリしたのがゆういちろうお兄さんの瞳!
なんとウィッグに合わせておめめが緑色になっているではありませんか。
コンタクトレンズなのか緑色を合成しているのかわかりませんが、「いい考えが浮かばない」の歌詞のところでバストショットになるゆういちろうお兄さんの瞳は間違いなく緑色。ついでに眉毛もほんのり緑がかっています。
なんという凝った演出。ナイスなヘアメイク。素晴らしい。
ちなみに、まやお姉さんも2番の「いい考えが浮かばない」の歌詞のところで瞳がほんのりブルーに見えるのですが、これはもしかしたら照明のせいかもしれませんね。
あきらめちゃうまやちゃん
どこか不穏なメロディをブラスが奏でる間奏では、ゆういちろうくんとまやちゃんのピンチが交互に映し出されます。
- セーターが脱げないまやちゃん
- フォーク片手にお皿の上の苦手なおかずをにらんでいるゆういちろうくん
- ママかお姉ちゃんのメイク道具をテーブルに広げて鏡を見ながら大々的に口紅をぬりたくっているまやちゃん(発見したオトナは愕然としてバッグを取り落としています)
- 目が覚めたらおねしょしていたことに気づいてがっくりするゆういちろうくん
- ブロック遊びをしていたら崩れてしまったまやちゃん
- ジュースをこぼしてしまったゆういちろうくん
- おもちゃ収納バッグにお尻から入ったけど抜けなくなってジタバタするが最終的に脱出をあきらめてしまうまやちゃん
- 節分に備えて袋に入った豆をマスに移していたら目の前にもう鬼が立っていたゆういちろうくん
- 大きなブルドッグをおそるおそる背中からなでようとしているまやちゃん
これらのシーンがモンタージュの手法で一瞬ずつ流れるのですが、芸達者で表情豊かなゆういちろうお兄さんとまやお姉さんを堪能できるとても楽しいシーンです。
この中で一番わかりやすく面白いのは3番の口紅まやちゃん。
大事な口紅をめちゃくちゃにグリグリ塗っている現行犯を発見した時のオトナのショックな気持ちが見事に表現されています。バッグを取り落とすところの編集のタイミングが素晴らしい。
そして、私が一番好きなのは7番のあきらめちゃうまやちゃん。
お尻がすっぽりバッグにハマってしまい大ピンチのまやちゃんは、足をバタバタさせて必死に脱出しようとしますが、結局あきらめてしまったようです。諦念の面持ちが可愛すぎます。
最強のキッズダンサーズ
「ピンチピンチマーチ」には9人のキッズダンサーズが参加しています。
小さな花が散らされたピンクのスイムキャップのような帽子、赤、黄、緑などのカラフルな斜めストライプのセットアップの衣装。
キレッキレの動きと堅くもなくユルすぎもしない最適な表情で一糸乱れぬ見事なダンスを披露します。
兄姉映像至上主義者のワタクシ的には、本来であれば「コドモ出すなら兄姉見せろ」(ヒドい!)と言いたくなる場面なのですが、今回に限ってはキッズダンサーズがこの歌のクリップをおおいに盛り上げている功労者と言わざるを得ません。最高です。
彼らは、ゆういちろうくんとまやちゃんのピンチを救ってくれる妖精のようにも、ピンチを誘発する小悪魔のようにも、ピンチを回避するためのトンチンカンなアイデアを教えてくれる小鬼のようにも見えます。
ワタクシ的には小鬼を推したい。実は悪気なくヘンテコなアイデアを善意で教えてくれる可愛らしい子どもの鬼たち。
パパとママに見つかって、ゆういちろうくんとまやちゃんと一緒に叱られてしょんぼりしますが、すぐに満面の笑顔で軽快に踊りだすところまで想像できます。
おわりに
最後は可愛い小鬼ダンサーズと一緒に歌い踊るゆういちろうくんとまやちゃん。
ゆういちろうくんは、Tシャツをくるりと後ろ前に着直して、食べこぼしはなかったことにしてピンチを切り抜けます。
曲冒頭で見た時は「ジャストサイズの衣装を着せてあげて〜! 」と思いましたが、なるほど、曲に合わせてくるりと回すためのゆるゆるTシャツだったんですね。
一方、まやちゃんはテープで取っ手をカップにぐるぐる巻きにして無理やり接着して修繕完了です。
そして、ぐるぐる巻きのマグカップを持ったまま、まやちゃんはゆういちろうくんと手を取り合ってミュージカルの1シーンのようにポーズをキメて、「ピンチピンチマーチ」これにて大団円です。
今後、「おかあさんといっしょ」が続く限り、この歌をこの演出のままでずっと継いでいってほしい。
なんなら、過去の兄姉にも演じてほしいくらい大好き。
坂田おさむおにいさん&神崎ゆう子おねえさんの「ピンチピンチマーチ」や速水けんたろうお兄さん&茂森あゆみおねえさんの「ピンチピンチマーチ」とか見てみたいと思いませんか?
カントリードレスの杏月お姉さんと食べこぼしTシャツの和夢お兄さんが参加した「ピンチピンチマーチ」4人バージョンも見たいな。ファミリーコンサートや特番でぜひ実現してほしい。
最初に「これぞゆうまや二人クリップの最終形態」と断言してしまいましたが、これからさらにビッグインパクト&スペシャルキュートなゆうまやクリップが量産されることを祈っています。【み】


