テレビをこじらせた東京福袋が書いたノンキなテレビコラム集。

歌舞伎の感想文「妹背山婦女庭訓~吉野川」(1977)

 歌舞伎の短い感想文

「妹背山婦女庭訓~吉野川」1977年(衛星劇場)。
歌舞伎ならではの不条理な悲恋の物語。仁左衛門の清澄、梅幸の久我之助、芝翫の雛鳥、歌右衛門の定高という格調高き至高の配役。全員名演。
画面を二分割にしたり見たいところをしっかり逃さぬナイス編集。お姫様の芝翫が可愛らしくて泣ける。いやいいもの見た。
この「妹背山」に腰元で出ていた加賀屋歌江丈。歌江といえば俳優祭名物の歌舞伎役者の声色。俳優祭の公式サイトによると、昭和42、44、46、56年、平成16、19、21、26年に上演された模様。私がテレビで見て衝撃を受けたのはたぶん56年。もう一度見たい。NHKさん、過去の俳優祭の再放送ぜひお願いします。【み】